住宅購入への道(2)

家探しをするのに譲れない条件は、私にとっては以下の2つだった
・駅まで徒歩圏であること
・坂道でないこと
これまでバスで通学・通勤する習慣がなかったので、バス通勤というのは想像できないのだ。そして、一般にバスは最終が早いから、残業で遅くなると困ることになる。そんなわけで、徒歩圏がいいのだ。
坂道については、いまの住居は結構きつい坂の上にあってこれがとてもしんどいのだ。それで坂はイヤになった。
また、子どもの頃、図書館へ行くのにきつい坂を降りて、そしてまた上らないと行けない状態だった。子どもだから、自転車なのだがこれもとてもイヤだった。住居の周辺は平地だったので、図書館以外は問題はなかったのだが。
 
まあ、あとは会社までの通勤時間とか、都会までの距離とかいろいろ考えないと行けないのだが、とにかく上記の2点は譲れないのである。しかし、それ以外の条件はあやふやのままなのである。
 
会社は大阪だが、奈良市でも通勤圏である。奈良を選択すると、庭付き一戸建てが手の届く範囲になってくる。そこで、いくつか物件を見に行ったりした。契約寸前までいったものもあったのだが、結果的にはやめた。若干高かったというのも理由だが、「奈良」に住む踏ん切りがつかなかったのが大きい。
 
それでは、と 会社への通勤に便利な京阪電車沿線も物色はした。が、結局は気に入った物件は見つからなかった。
 
このあたりでやっと、自分の中で条件がはっきりしていない状態で探しても、踏ん切りがつかないことにやっと、やっと気がついたのだ。
 
しかも候補の物件がでてきても、「マイナス要因を探しはじめてしまう」のである。こえでは絶対に決められない。
 
だんだん面倒になってきてた。
 
つづく

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