宿泊拒否

今日の一番の話題は、なんといっても「自衛隊派遣の基本計画策定」なのだろうが、昨日のニュースであるこっちも気になったのである。

asahi.com : 社会 「宿泊拒否は当然」に変更なし ホテル側がHPで見解

 熊本県南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」がハンセン病元患者の宿泊を拒否した問題で、ホテルを経営する「アイスター」(本社・東京)は8日、同社のホームページで「社の正式見解」として「『宿泊拒否はホテル業として当然の判断』との主張になんら変更はありません」と掲載した。県や元患者らは反発を強めている。

なかなか強硬な態度である。固い意志を持っているという点では、たいしたものといえよう。
しかし、宿泊拒否は違法であることを忘れている。しかも、「事前に知らせてくれなかったのが悪い」などと主張している。完治した過去の病気をいちいち伝えなかったから拒否したのだ、という論理である。狂っている。
 たしかに、自分の泊まっている宿に、「元ハンセン病患者」が泊まっている、と知らされたらいやな思いをするかもしれない。私自身それは否めないし、その病気に対する認識不足であるといわれれば確かにその通りである。でも、「知らされなければよい」のである。宿泊客にそれを知らせる必要など無いのだから。
 ホテル側の対応は明らかに間違っていると思う。少なくとも今回の表明は、kitty-guy (子猫おとこ?)であると言いたい。
 

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