きのしたまどか

大阪の京橋駅に、こういう絵が掛けてある。これは右端の一部なのだが、本当は幅40mの大きな絵だ。
作者は木野下円(きのしたまどか)という新人である。この壁画の作家は公募により選ばれるのだが、今回は全くの新人となった。そのため「シンデレラガール」などと呼ばれている。が、その風貌はシンデレラとは言い難い(失礼)。応募作品は、上のリンク中の、宇宙船の絵とクシャクシャの絵らしい。これが合格したのである。
 実を言うと、ピンク髪のこの絵を車内吊りかなんかで初めて見たとき、しばらく釘付けになってしまったのだ。何が気に入ったかよくわからないが、以来、木野下ファンなのである。
 今日の帰りに京阪特急にのったら、車両内の前と後ろにいままで見たことない木野下作品が貼ってあるじゃないか、うわ、見てえ、でも混んでいて移動できない。悔しいよぉ、今度、絵を見るだけのために特急に乗ってやる。
 付け加えて言うなら、私の知る限りではあるが、木野下作品の女の子はすべて目線がそれている。だから見つめ合うことができないのである。きっと、本人も他人の目を見られない人なのだと勝手に想像してしまうのだった。

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