データ保管用のハードディスクが故障した。8TB容量で3万円強(購入当時)と、容量比のコストパフォーマンスが高く話題になった例のSeagateのArchive HDDである。記録トラックをオーバーラップさせるという荒業で、大容量・低価格を実現させたものだが、記録方式の特殊性から「頻繁に書き換えない”倉庫”用途向け」で、Archive HDDという名称になっている。それが故障した。
故障の症状は、書き込みを行おうとするとフリーズしてしまうというもの。S.M.A.R.Tを見ると、代替セクタが増加していてよくない傾向のようだ。幸いにも読み出しは可能だったので、手持ちの引退済みHDDをかき集めてどうにかバックアップを取った。6TBほどをなんとか分散保存できたが、早いとこ代替HDDを入手せねばならない。
Seagateの診断ツールで診断してもエラーが出るので、まちがいなく故障と判断して修理に出すことにした。購入は昨年9月、代理店保証1年、メーカー保証3年なので、代理店であるCFDに修理を依頼した。販売店であるAmazonでは修理を受け付けないので、CFDにメールで相談すると受付番号とともにEXCELワークシート添付で返信がきた。EXCELワークシートに必要事項を記入して印刷し、保証書、納品書とともにCFD修理窓口まで送ればよい。簡単。ただし、往きの送料はこちらの負担になる。
HDDは「交換修理」と明記されているのですぐに交換品が届くと思っていたが、メールによると”2~3週間かかる” とある。実際、今日で2週間だがまだ届かない。一体、何に時間がかかるというのか。
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ちなみにHDDはUSBケースで使用、用途は倉庫なので通常は電源を入れていない。S.M.A.R.Tによると、電源投入時間はたったの200時間。こんな短時間で故障とは、やっぱりSeagateはやめといたほうがいいのかも。