| 2006-06-29 | ISBN:4087484920 | |
| 書名:天使の卵 | 著者:村山 由佳 | 初出:1994 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
たるーい恋愛小説です。この作家の共通点なのか、年上の女と若いすぎる男のお話です。終盤の唐突さは、、ちょっと行き過ぎに感じます。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。 内容(「MARC」データベースより) 19歳の画家志望の予備校生、歩太と8歳年上の精神科医、春妃。二人は春もまだ浅いラッシュアワーの電車の中で、その"恋"に出会った。止まらない、もう誰にも止められない、この激しく貫く純愛。* |
|
| 2006-06-27 | ISBN:4575508756 | |
| 書名:湖・毒・夢 | 著者:夏樹 静子 | 初出: 年 |
| 出版社:双葉社 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
夏樹静子の短編集。短い作品であるがゆえに、誰が犯人かは比較的容易に推定できてしまうし、もちろん当たっている。だからといってつまらないことはなく、楽しめるのである。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 東北出身のホステスが、渋谷のモーテルで、農薬が混入されたジュースを飲んで死亡した。デートの相手はなんと宮内庁勤務の初老の男―意外な犯人が浮上する『毒』。ありふれた日常の陰にいだかれた女性たちの殺意を、綿密な取材と怜悧な文体で描く円熟の本格派ミステリー。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 夏樹 静子 60年『すれ違った死』をきっかけにNHK『私だけが知っている』のレギュラー・ライターになる。73年『蒸発』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。フランス語訳『第三の女』で89年フランス犯罪小説大賞を受賞する。長編のみならず、短編にも完成度の高い優れた作品が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
|
| 2006-06-25 | ISBN:4198905037 | |
| 書名:花の証言 弁護士 朝吹里矢子 | 著者:夏樹 静子 | 初出: 年 |
| 出版社: | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
評価:☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2006-06-23 | ISBN:4061844083 | |
| 書名:椿姫を見ませんか | 著者:森 雅裕 | 初出: 年 |
| 出版社:講談社 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
面白いですね。人がたくさん死んでしまうが、まあ小説なのだしミステリーなのだからそれは仕方ないけど、それでも公演を中止しない というのは、ありえなーい。 面白いから許すけど。 この作家の本をほかにも読みたくなります。それほど面白い。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 注目の“椿姫”が大学オペラ練習中に毒死し、実在の“椿姫”を描いたマリー・デュプレシ像贋作事件が23年ぶりに浮上する。鍵を握る画家は日本画学生守泉音彦と気まぐれプリマ鮎村尋深の目前で息絶え、第二の“椿姫”も公演初日に斃れた。そして、第三の“椿姫”尋深が死を仕掛けられた舞台に上がる―。 |
|
| 2006-06-21 | ISBN:4043623011 | |
| 書名:TRICK | 著者:蒔田光治、林誠人 | 初出: 年 |
| 出版社: | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
評価:☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2006-06-17 | ISBN:4061380141 | |
| 書名:風の中の瞳 | 著者:新田次郎 | 初出: 年 |
| 出版社: | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2005-12-02 | ISBN:4812410487 | |
| 書名:ラスト・プレゼント | 著者:パク・チョンウ/人見葉子(訳) | 初出:2002 年 |
| 出版社:竹書房 | ジャンル: | 初版日:2002-12-07 |
コメント:
韓国映画の脚本小説。映画は見ていないが、本には数カットのカラー写真がついている。主役のイ・ヨンエがかわいい。内容は夫婦愛の話。出来の悪い夫が妻の深い愛を知る、というものであるが、最後はゴニョゴニョ となってしまうのだ。素敵なラブストーリーである。DVDを借りてみようかな。動くイ・ヨンエを見るために。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: ヨンギは、30歳を過ぎてもいっこうに芽の出ないコネディアン。家計を支えているのは、小さな子供服店を切り盛りする妻のジョンヨンだ。夫を愛し、その才能を心から信じるジョンヨンだったが、二人の間には口論が絶えなかった。そんな中、ヨンギのもとに念願のテレビ出演という大きなチャンスが舞い込んでくる。喜びに湧くヨンギ。しかし、衝撃な事実が彼を襲う。ジョンヨンが不治の病に襲われ、余命幾許もないというのだ。残り少ない時間の中で、それぞれの思いを込めたプレゼントとは…。韓国中が涙した、情感あふれる夫婦愛を描く珠玉のラブ・ストーリー。 |
|
| 2005-11-26 | ISBN:4334032915 | |
| 書名:さおだけ屋はなぜつぶれないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 | 著者:山田 真哉 | 初出:2005 年 |
| 出版社:光文社 | ジャンル: | 初版日:2005-02-20 |
コメント:
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?言っちゃ悪いが、ウチの周辺にはさおだけ屋なぞ巡回していない。だから、「潰れない」なんていうのは本当か?じゃなくて、さおだけ屋が潰れないのは、さおだけを売って儲けてているからではないから、というのが正解。 さおだけ屋は、中身で取り上げている「身近な疑問」の一例であって、本の本質ではない。経済のお話を、身近な例を挙げて説明しているので、面白く読めるが勉強にはならないですね。最も、それでいいというスタンスの本なので、売れたのでしょう。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 出版社 / 著者からの内容紹介 数字大嫌い、暗記も苦手 でも会計は知っておきたい 大ざっぱに会計の本質をつかむ ◆挫折せずに最後まで読める会計の本 この本は、「会計が嫌い」「会計が苦手」「会計を学んでも意味がない」と思っている方のためにあります。「会計」はけっしてやさしいものではありませんが、《会計の本質的な考え方》はそれほどむずかしくはありません。本書では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えはじめることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。 本書は、いわゆる「会計の入門書」ではありません。細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くはないので、気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください。きっと会計に対する見方が変わるはずです。 ◆身近な出来事から「会計」がわかる! スーパーの完売御礼でわかる「機会損失」と「決算書」 飲み会のワリカンでわかる「キャッシュ・フロー」 住宅街の高級フランス料理店でわかる「連結経営」 2着で満足する麻雀打ちでわかる「回転率」 商品だらけのお店でわかる「在庫」と「資金繰り」 著者からのコメント Amazonをご覧の皆様、はじめまして。 会計士の山田真哉と申します。 この文章を書いている2005年7月13日時点で、すでに多くの方々のレビューを頂いておりますことをとても嬉しく、また興味深く拝読しております。 たくさんのご意見をありがとうございました。 さて、本書についての紹介ですが、「はじめに」にも記したように、次のようなルールを自分に課して書き上げました。 ● 日常の気になる疑問から話をはじめる ● 会計の説明も教科書的な順番を取らない ● 生活でも役立つような身近な知識も入れる 会計は難しい学問ですので、挫折する人も数多くいます。 しかし、会計は実に役立つ学問ですので、嫌いになってほしくはないのです。 その「嫌いにならないためのツール」の一つが本書です。 「苦手意識をなくして、身近なものとして会計を使ってもらう」ことを最大の目的にしております。 この本を通して、少しでも会計に興味を持ってもらえたとしたら、会計業界の人間としてこれ以上の幸せはありません。なお、会計の専門家として当然ですが、本書の会計的な内容に関して間違ったことは書いておりません。 最後に。 会計会計と並び立てましたが、身構えずに気楽に読んでくださいね。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 山田 真哉 公認会計士。1976年兵庫県神戸市生まれ。大阪大学文学部史学科を卒業後、一般企業を経て、公認会計士二次試験に合格。中央青山監査法人/プライスウォーターハウス・クーパースを経て、現在インブルームLLC代表。元・日本公認会計士協会会計士補会会報委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
|
| 2005-11-25 | ISBN:4334716709 | |
| 書名:妖かしの館 美族 | 著者:ひかわ 玲子 | 初出:1993 年 |
| 出版社:光文社 | ジャンル: | 初版日:1993-03-20 |
コメント:
書き下ろし。となっているが、著者が17歳のときにノートにしたためたものを再編したということだ。想定読者は中学生くらいかな。いわゆるライトノベルという部類か。内容的には「ミステリー」なのであるが、どうも終わり方が気に入らない。なぜここで終わりなんだ? なにも解決してないぞ! ページをめくると、唐突に「あとがき」の章が現れて愕然としたのである。あとがきによると、つづきがあるそうで。。ふざけんな。 評価:☆☆ |
あらすじ: 美族…あまりにも美しい、ありえざる一族の物語。見た者すべてが息をのむ美貌の少年・麻宮浩一。彼の脳裏に焼きつく二年前に起こったいまわしい事件。夏の終わりに、幼い弟・滋生の死体が沼に浮かんだのだ。誰が殺したのか?謎の鍵を握る"美族"とは?時を越え、血の宿命が動き始める。伝奇小説に新しい風。絶好調の気鋭が放つ傑作長編。 |
|
| 2005-07-22 | ISBN:4877288856 | |
| 書名:ぎりぎりの女たち | 著者:真野 朋子 | 初出:2000 年 |
| 出版社:幻冬舎 | ジャンル: | 初版日:2000-06-25 |
コメント:
5年も前の本だが、最近売れているようだ。実際、書店の文庫ランキング2位だったので手に取った。負け犬・・の影響らしい。話は、数本の短編。もちろん女性が主人公で、「ある意味」ギリギリの状況におかれている、という設定である。不倫をやめたいとか、できちゃった とか。なかなか面白いですよ。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2004-12-02 | ISBN:4835600762 | |
| 書名:しあわせスイッチ | 著者:山田 スイッチ | 初出:2002 年 |
| 出版社:ぴあ | ジャンル: | 初版日:2003-08-02 |
コメント:
「しあわせスイッチ」というお笑いコンビの片割れ、山田スイッチ(♀)が上京して東京でコンビを組むまでのエピソードを面白おかしく紹介する。「ミステリーハンター」になるために上京してきたというのも楽しいが、その後の数々の経験というのが、読んでいて楽しい。もちろん、苦労ばかりなのである。若いっていいですね。
評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターになる! そんな大志(?)を抱いて上京した女の子が遭遇した、東京でのおかしくてちょっと温かい3年の日々。『Weeklyぴあ』連載を単行本化。第1回ぴあコラム大賞受賞作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 山田/スイッチ 1976年7月31日生まれ。しし座のB型。青森県在住。『世界・ふしぎ発見!』のミステリーハンターになることを目標に上京し、いろいろなアルバイトを経験。2000年9月、お笑いコンビ「しあわせスイッチ」を結成し、翌年12月に解散。その後、第1回ぴあコラム大賞を受賞。白塗りダンスチーム「ピンクバッハオアリンダ」の白塗りダンサーを経て、コラムニストに |
|
| 2004-11-30 | ISBN:4789711242 | |
| 書名:ディアフレンズ | 著者:唯川 恵 (著), I.Marlene King (原著) | 初出:1996 年 |
| 出版社:ソニーマガジンズ | ジャンル: | 初版日:1996-09-02 |
コメント:
外人の本。でも、唯川恵(著)となっている。どういうことだろう。と思ったら、映画の脚本を書いたのが、原著者で、それを(日本で)小説化したのが唯川恵のようだ。この映画は見ていないが、女の子4人が主役。スタンバイミーの女の子版といった感じだろうか。12歳の少女のひと夏の体験(Hなやつじゃなくて)とそれによる成長を描いている。 こんど、ビデオでも借りるとするか。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 「誰かが必要とすればみんな集まる」という20年前の約束を守って、サマンサ、ティナ、ロバータ、クリスティーナは再会した。今や全く異なる人生を歩む彼女たちは、しだいに特別だったあの夏の日々に引き戻されていく…。 |
|
| 2004-11-26 | ISBN:4093453136 | |
| 書名:ボクって邪魔なの? | 著者:吉永 みち子 | 初出:2001 年 |
| 出版社:小学館 | ジャンル: | 初版日:2004-04-01 |
コメント:
学級崩壊を起こしそうな児童と先生のお話2編。ネタは事実を基にしていると思うが、本自体は創作。最後は良い方向に向かうのだが、子を持つ親としてはなかなか重たい内容である。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 「先生、ボクのこと忘れないでね…」 親から虐待されていた大介は、施設に向かう道すがら、そっとささやいた-。うっかりしていると見過ごしてしまう切ない子ども心を優しく包む物語。『小一教育技術』連載を加筆修正。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 吉永/みち子 作家。埼玉県生まれ。東京外語大学卒。競馬専門誌「勝馬」を経て「日刊ゲンダイ」の記者に。1977年に結婚。5年の専業主婦を経て、フリーとして仕事に復帰。85年『気がつけば騎手の女房』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞 |
|
| 2004-11-24 | ISBN:4413021428 | |
| 書名:自分を100倍も面白く生きられる ここ一番で壁をつき抜ける17のヒント | 著者:藤本 義一 | 初出:1986 年 |
| 出版社:青春出版社 | ジャンル: | 初版日:2002-02-10 |
コメント:
藤本義一と言えば、「11PM」のイメージしかない。が、作家なのである。直木賞をとったのである。この本は小説ではなく「生き方」のヒントとしての本なので、そこそこタメにはなる。この手の本は基本的に「あたりまえ」でありながら「実行できていない」様なことがたくさん書かれているので、読めば納得はする。しかし、結局それを実行しない生活を続けてしまうのである。それって自分がおろかなのだろうか>俺 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 恥、失敗、負い目、噂、悪口……。自分の弱さを武器にして伸びていった男たち。不器用だから「本物」が見える! その大変身の秘密を探る。初版1986年刊の新装版。 目次 頭が邪魔をする生マジメ人間 この失敗のしかたが強烈な武器になる 勉強のできる奴が世の中で通用しない証拠 他人の金で儲ける奴、自分の金で大損する奴 自分の知識に裏切られ埋没したバカな男 好かれようとするほど嫌われているマジメなあなた 黙っていて勝つ男、喋りすぎて負ける男 競い方を知らないと |
|
| 2004-11-18 | ISBN:4871883507 | |
| 書名:シンデレラストーリーにだまされないで 漫画家生活30周年記念エッセイ集 | 著者:里中 満智子 | 初出:1975 年 |
| 出版社:NTT出版 | ジャンル: | 初版日:1994-09-21 |
コメント:
漫画家として著名な作者が、過去にあちこちに寄稿したエッセーを集めたもの。1975年から1994年までのかなり長い機関範囲にわたる。シンデレラの話にこうケチをつける。女は美しければよく、男は金と権力のある王子であればいい、という設定がよろしくないというのだ。 確かにその通りだ。筆者の言いたいことは良くわかる。しかし、それを言うならもっと童話を掘り下げてみたらどうか とも思うのだ。 シンデレラについての話は、本の一部だけで、総じて楽しく読める本でございました。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) もっと恋しよう、もっと旅しよう、もっと仕事しよう。自分の努力と考えで得たものこそが、本当の幸せだと思うから。漫画家として三十年。愛の物語を生み出してきた著者が贈る珠玉のエッセイ。 内容(「MARC」データベースより) 「シンデレラだけは描くまい、人魚姫を描いていこうと思った」という著者。犠牲や努力を相手に知られなくても、「愛」に満足して死んでゆく生き方に納得できるからだと言う。自分の力で得た本当の幸せとは何かを問いかける。 |
|
| 2004-11-16 | ISBN:4022572515 | |
| 書名:少女物語 | 著者:阿久 悠 ほか | 初出:1996 年 |
| 出版社: | ジャンル: | 初版日:1998-05-01 |
コメント:
多数の作家による短編集。もとは朝日新聞の金曜夕刊に連載されたもの。新聞連載なので、一遍はとても短い。ややミステリアスなものやほのぼのとしたものなど、作家の違いがよくわかる。私個人としては、ほのぼの系が好きである。堀田あけみがよかったかな。
評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 人気作家による珠玉の掌編小説アンソロジー。 内容(「MARC」データベースより) やわらかな夢、あやうい恋、なつかしい家族、ささやかな企み…。この本に棲んでいるのはあの時のわたし。人気作家11人が、現代の少女像を巧みに描き出すアンソロジー。 エディターレビューをすべて見る... 目次 見果てぬ夢(唐十郎) もうひとりの私(稲葉真弓) ありし日の歌物語(阿久悠) ひとみの夏休み(新井満) 姉妹の事情(堀田あけみ) 月の砂漠をさばさばと(北村薫) 去りゆく精霊(高橋克彦) あひるの王様(氷室冴子) 出会った少女(高樹のぶ子) 尾行(小林信彦) 昭和の風景(小池真理子) |
|
| 2004-11-11 | ISBN:408775216X | |
| 書名:デンデン虫がふりむけば | 著者:星野 知子 | 初出:1997 年 |
| 出版社: | ジャンル: | 初版日:1997-02-11 |
コメント:
「なっちゃんの写真館」の女優・星野知子のエッセーである。女優としてあるいたキャスター、レポーターとしてテレビ界で活動をしてきた体験を元に、いろいろなテーマで語られている。女優星野知子のイメージどおりのさわやかでのんびりした感じの本。本名は「みっちゃんみちみち」のみちこ(路子)だそうで、微妙に親近感が。。
評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 世界を旅した女優が綴るテレビの内側、普段着の暮らし…やさしい眼差しで見つめる出会いと好奇心の日々。書き下ろしエッセイ集。 内容(「MARC」データベースより) NHKの朝ドラ「なっちゃんの写真館」でデビューして20年、いつもさわやかな著者が、優しいまなざしで綴ったあれこれ。デビュー、化粧、女優、ニュース、司会、訪れた国のこと。たくまざるユーモアが光っている。 |
|
| 2004-11-02 | ISBN:4413070321 | |
| 書名:そこで夢はかなえられる 人生の時を大切に--アートに話そう | 著者:池田 満寿夫 | 初出: 年 |
| 出版社:青春出版社 | ジャンル: | 初版日:0000-00-00 |
コメント:
池田満寿夫は講演の際に原稿は作らず、その場の思いつきで話すのだという。本書は各地の講演の記録。講演の記録ということであるが、一応はそれぞれ章ごとにテーマが違うのだが、含まれるエピソードはかなり重複している。そのため、「それさっきも書いてたな」ということがとても多く、読むのに飽きる。それでも、内容はまずまず面白いし読みやすいので我慢できる範囲。 他人と同じことをしないのが芸術家なのだ、ということで、人と同じでない生き方をしてきた池田満寿夫、いいですな。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) ハチャメチャだって好きなことを追いかけてみよう。枠にはまるだけが人生なら、天才も芸術も生まれてこなかった。ほんとうの価値は"時代"を超えなくてはわからないんだ。自分の夢をつかむにはどれだけ"はみ出るか"だ。 内容(「MARC」データベースより) 「絶望しない生き方」「個性と独創性の違い」「ムダこそ美のいのち」「欲望が創造する」など様々なテーマについて池田満寿夫が語った講演の記録。 |
|
| 2004-10-31 | ISBN:4804702679 | |
| 書名:すべての女は痩せすぎである 真説・美人論 | 著者:姫野 カオルコ | 初出: 年 |
| 出版社:大和出版 | ジャンル:エッセー | 初版日:2000-04-10 |
コメント:
ま、エッセーです。雑誌に掲載されたものの寄せ集め+書き下ろし。どうでもいいようなことが書き連ねられている。タイトルからもわかるように、綺麗だブスだとか、マザコンだエロスだというようなことをテーマにしているので、とくにタメに成るようなことはない。こういうふうに考える人もいるのね、っていうていど。雑誌掲載エッセーということから、意図的に暇つぶし向きの内容にしたのかもしれない。
評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 私の「キレイ」を手に入れる!ヒメノ式「美の法則」で自信満々、勇気凛々、読むエステ。 内容(「MARC」データベースより) 美人への道、教えます。ジャージはダイエット効果抜群、素肌美人を目指してはいけない、美人とは中身のない女のことである、など、私の「キレイ」を手に入れる、ヒメノ式「美の法則」で自信満々、勇気凛々、読むエステ。 |
|
| 2004-10-27 | ISBN:4062050056 | |
| 書名:コンビニエンス ロゴス | 著者:高野 亘 | 初出:1990 年 |
| 出版社:講談社 | ジャンル: | 初版日:1994-07-16 |
コメント:
どうも、超能力的な設定があるとなじめない。昔は好きだったんだけど。甲羅に液晶表示のような文字が浮かび上がる亀、とか、亀と交信できる という女性とか そんな無茶な設定なので、ちょっと引いた。 でも、そういう突拍子も無い設定を借りて、「哲学」業界がどのようにして発展してきたか、ということの新しい学説(ではないか)を説いている。無茶苦茶だがなかなか面白かった。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 亀の甲羅に哲学論文が浮かび出た!世界の哲学界を支配する謎の未密結社Aプロとは?アイアンレディを目指す女性の亀救出作戦が今始まる。亀をいじめるなんて許せない。群像新人文学賞受賞作。 |
|
| 2004-10-26 | ISBN:4887372973 | |
| 書名:ネバーギブアップ | 著者:井口 成人 | 初出: 年 |
| 出版社:文芸社 | ジャンル: | 初版日:1999-04-25 |
コメント:
テレビジャーナリストの井口成人。奥付の写真を見たら、確かに見覚えがあるが名前は知らない。この本は、テレビレポーターの仕事で出合った人とのエピソードをいくつか活字にしたもの。最初に殺人事件の犯人から連絡を受けて、、、というエピソードがあり、緊迫したが血なまぐさいエピソードはこの一遍のみ。あとは、むしろ暖かいエピソードが多い。すべて実話であるだけに、重みがある。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 越前三国町の海岸で流出した重油を汲み出す八十歳の海女さん、火事で背中を焼かれながらも子供を守り続けた母親、片足を失い、義足をつけてトライアスロンを完走した青年、家族でヨットで暮らす筋ジストロフィーの少女とその家族、マイナス30度の北海道の大地を踏みしめ、新聞を配達する少年―普通の人々の暮らしの中に人間の未知なる無限の力が眠っている…!"人間の強さ、美しさ"をリポートする感動のノンフィクション。 内容(「MARC」データベースより) 極寒の北海道の大地で新聞を配達する少年、火事で背中を焼かれながらも子供を守り続けた母親…。TV「ルックルックこんにちは」でリポーターを務める著者が、番組では伝えきれなかった熱い思いをまとめる。 |
|
| 2004-09-08 | ISBN:4087030091 | |
| 書名:もう一度デジャ・ヴ | 著者:村山 由佳, 志田 正重 | 初出: 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日:0000-00-00 |
コメント:
設定はありがちな「前世の記憶」というあたり。そして、女性との出会い、別れ。実は読んだのは6月なので詳しく覚えていない。それなりには面白かったが、ちょっと展開が幼稚だったような気がする。 この本は、前半が小説で、後半は同じ内容のマンガになっている。一冊で同じ話の小説とマンガが同居しているのである。とても不思議であるが、小説を読んだときに頭の中で描かれていたイメージとはまた違った描写のマンガであったため、ある意味2度楽しめた。ということにしておこう。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 200年前、結ばれぬまま死を遂げたはやてとおりん。遥かなる時を超え巡り逢った二人に運命の愛の絆がよみがえる。第一回少年J小説・NF大賞佳作受賞作。S増刊大好評の漫画103P、同時収録。 内容(「MARC」データベースより) 200年前、結ばれぬまま死を遂げたはやてとおりん。遥かなる時を超え、巡り逢った二人に運命の愛の絆がよみがえる。第一回少年ジャンプ賞受賞作。 |
|
| 2004-08-27 | ISBN:4087483223 | |
| 書名:スクールバスは渋滞中 | 著者:赤川 次郎 | 初出:1992 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日:1995-04-25 |
コメント:
シリーズ第3弾だそうだ。娘の幼稚園に爆弾が仕掛けられるというところから物語は始まり、双子姉妹やその他いろいろ活躍するという娯楽小説。 この手の暇つぶし系の小説は、シリーズ化すると読み手も書き手も楽なのである。登場人物の性格設定を毎回考えなくて済むからだ。 そうは言ってもこの本の登場人物のキャラは濃すぎるような気がする。使い捨て読みつぶし本だからいいのかな。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) ご存知、南条家の双子姉妹。外見は瓜ふたつ、ライフ・スタイルと性格は正反対。姉の麗子は純粋培養型箱入り奥さま。妹の美知は「暗黒通り」の女ボス。4歳になった麗子の娘サッちゃんが通う名門幼稚園のスクールバスに爆弾がしかけられた。裏で糸を引くのは学園の土地乗っ取りを企む悪いヤツ。南条家のプリンセスの無事救出をめぐって一家が大活躍する、シリーズ第三弾。 |
|
| 2004-08-26 | ISBN:4582231063 | |
| 書名:緑の瞳とズームレンズ | 著者:片岡 義男 | 初出:1990 年 |
| 出版社:平凡社 | ジャンル: | 初版日:1990-07-16 |
コメント:
外国女性の目を借りて、高度成長以後の日本の姿を批判する。カメラのスナップ写真で切り取られた日常 というものを題材にした批判である。正直言ってつまらない本だ。 最初の1/3くらいは面白い。カメラで切り取る日常風景の描写がなかなか面白いからだ。 一方、後半は批判めいた言葉が並ぶ上に、言っていることが抽象的で理解できない。明らかな自己陶酔である。批判することで満足し、抽象的な言葉を使うことで哲学者になったつもりでいる。 片岡義男ってこんな男だったのか。 評価:☆☆ |
あらすじ: 目次 最初の7ページは、荒れ模様の冬の海とその海岸のために 初冬の湖に浮かぶアヒルのボート、悲しい奥行きを観察する 埋立地の遊歩道、そして離陸していく飛行機に、人類の運命を見る あなたの光は私の心も照らします、と彼女が囁く 飲料水の自動販売機が、雨に濡れて端から端まで連なる国〔ほか〕 |
|
| 2004-08-24 | ISBN:4479680306 | |
| 書名:彼女は恋を我慢できない せつない恋の咲かせ方 | 著者:唯川 恵 | 初出:1990 年 |
| 出版社:大和書房 | ジャンル: | 初版日:0000-00-00 |
コメント:
女が読む本。男は読まない本。でも私は読む。 恋する女心を理解したため私は明日からプレイボーイになれるのである。<バカ。 -- Amazonから引っぱった「この本の内容」は小学生の詩集となっているが、間違い。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) この詩集は、毎年母の日を記念してハナマルキに寄せられた全国の小学生の詩を編集したものです。1972年から1990年までの応募作品のうち、96篇が収録されています。 目次 1 片想い―片想いが何故いけない 2 出会い―出会う勇気とあきらめる勇気 3 熱愛―理由も理屈もないドラマ 4 苦悩―私の中に魔女がいる 5 抱擁―女であることの恍惚と憂鬱 6 別離―そしてあなたはいい女になる |
|
| 2004-06-16 | ISBN:4101253048 | |
| 書名:女のいない国 | 著者:高橋 三千綱 | 初出: 年 |
| 出版社:新潮社 | ジャンル: | 初版日:1986-06-01 |
コメント:
読んでから時間がたっているのでよく思い出せないが、やや破天荒な人生を送る著者の面白いエッセイ。挿絵が「小林まこと」であったために手にとってしまったのである。くだらない本だが、暇つぶしとしては満足できる。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 男同士が酒酌めば、話はやっぱり女のこと。かくてはならじと一念発起、ふりかえってみた男の世界。競馬、麻雀、野球にゴルフ、どれも男の戦場なのだ。草野球仲間のこと、麻雀同期生たちのこと、シンザンの思い出、長嶋への憧れ、自主製作映画の苦労…男に生まれて欠かせない日日の冒険のアレコレを体験的に語りつつ、本当の男の生き方、遊び方を指南するマニュアル・エッセイ集。 |
|
| 2004-06-15 | ISBN:4479670106 | |
| 書名:ちいさな、ちいさな恋物語 | 著者:みつはし ちかこ | 初出:1994 年 |
| 出版社:大和書房 | ジャンル: | 初版日:1994-10-25 |
コメント:
みつはしちかこと言えば、「チッチとサリー」であるが、この本は漫画ではなく、各編2〜3ページのショートストーリー49編からなる。女子中学生あたりが想定読者ではないだろうか。つまり、私のようなオヤジの読む本ではないのである。これを堂々と電車で呼んでしまうのだから、私は偉い。 中身はまあそれぞれかわいらしい恋物語であって、思春期の少年少女を甘酸っぱく(?)描写している。私にもこんなときがあったよな〜などと感傷にふけることはなかった。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 初恋、片想い、失恋、バレンタインデー、プロポーズ…。"チッチとサリー"の作者・みつはしちかこが描く49編のショートストーリー。 内容(「MARC」データベースより) 「青春時代なんて、もうとても遥かな風景ですが、無我夢中で通り過ぎたあの頃をふりかえってみると、ところどころにキラリと光ってみえるものがあるのです」。みつはしちかこが描く49編のショートストーリー。 |
|
| 2004-06-14 | ISBN:4796640738 | |
| 書名:シルミド―「実尾島(シルミド)事件」の真実 | 著者:城内 康伸 ( | 初出:2004 年 |
| 出版社:宝島社 | ジャンル: | 初版日:0000-00-00 |
コメント:
韓国で極秘裏に結成された、対北朝鮮工作部隊(金日成暗殺が目的?)の反乱事件の背景を独自の取材で明らかにする。この事件については昨年映画化され、韓国内で大反響を巻き起こしたらしい。 「軍隊」に隠された陰部をここまで明らかにできたというのは韓国自身の変貌といえなくもない。戦争とか軍隊とか、やはりなくすべきだと考えさせられる一冊。 弱者に対して強力な力をもってしまう「軍」という組織は信用できないと言えよう。いまの米軍でさえ虐待事件をおこすのだから。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 出版社/著者からの内容紹介 金日成暗殺。それは出口のない使命だった。 韓国が封印してきたパンドラの箱を開く時が来た。 金日成暗殺のために組織された部隊が、政情の変化から目的を失う。そして、狂気と流血。1971年8月23日に起こった出来事の真相とは。禁断のノンフィクションが、ついに語られはじめる。 |
|
| 2004-05-13 | ISBN:4309621848 | |
| 書名:フェッセンデンの宇宙 | 著者:エドモンド・ハミルトン 中村融 訳 | 初出:2004 年 |
| 出版社:河出書房新社 | ジャンル:SF | 初版日:2004-04-30 |
コメント:
SFは好きなんだけどでも、最近は読む気がしない。たいていのSFはあまりにも現実感がないので(宇宙人とかね)、どうも苦痛を感じることがあるのだ。読めば面白いし、失敗だったと感じたりするわけではないのだけども。やっぱり最近は読む気がしない。 この本を読んだのも、図書館の新着にあったからという理由で、SFとは知らずに手に取ったのである。 9編からなる短編で、どれもそこそこ面白い。 書名にもなっている「フェッセンデンの宇宙」。なんだか過去に読んだ気がしてならない。ああ、そうか初出は1972年だな。子供のころに読んだのかも。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: カスタマーレビュー おすすめ度: あなたのレビューがサイトに載ります。 2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 実は、今までフェンデッセンだと思ってました, 2004/04/23 レビュアー: royg 神奈川県 意外なほど宇宙を舞台にした話が少なかったです。 「向こうはどんなところだい?」は、火星探検隊から帰還した若者が、死亡した仲間の家族に会う話ですが、これは戦争から帰ってきた兵士の話にも出来そうです。日本の古い特撮映画を思わせる「凶運の彗星」も、舞台は地球上だけです。そういえば、「フェッセンデンの宇宙」も地球上の話なんですよね。「太陽の炎」は、宇宙を舞台にしていて、キャプテンフューチャーの短編の一つと同様のアイデアを使っています。書かれたのはキャプテンフューチャーの方が後なんでしょうが、どうも自分の読んだ順番で考えてしまいます。そんなわけで「風の子ども」を読んで、梶尾真治の「ローラ・スコイネルの怪物」と似てると思ってしまいます。 |
|
| 2004-05-12 | ISBN:4796638431 | |
| 書名:四日間の奇蹟 | 著者:朝倉 卓弥 | 初出:2003 年 |
| 出版社:宝島社 | ジャンル:ミステリー? | 初版日:2004-01-09 |
コメント:
「このミステリーがすごい」大賞なのだという。どれほどすごい賞かよくわからなかったが、巻末の開設によると「新人賞」のようなものらしい。にしては大げさな賞名である。内容は、ミステリーとは言い難い。設定も陳腐だし、筋書きも大方予想がつくものになっていて、一体どうなるのだろうかというスリリングな展開はない。 とはいえ、話の内容はある意味感動を誘うものである。文章も読みやすいし、描写もわかりやすい。 本の帯には「電車の中で涙がとまりませんでした」などと書かれているが、それほどではない。先が読めてしまうのだから。 ミステリーとはいえないこの本に「このミス大賞」とつけられた肩書きは、読む人を落胆させる恐れがあるので注意。でも高評価をつけておこう。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。 編集者からのコメント 第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベストワン」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化! 脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が、山奥の診療所で遭遇する不思議な出... |
|
| 2004-05-10 | ISBN:4163166807 | |
| 書名:青に染まる死体勝浦温泉 | 著者:西村 京太郎 | 初出:1997 年 |
| 出版社:文芸春秋 | ジャンル:推理 | 初版日:1997-01-15 |
コメント:
おなじみ十津川警部の推理小説短編4編。オール読物という雑誌に掲載されたもの。 推理小説は暇つぶしにもってこいで、しかもこれは短編なので、通勤読書にはおあつらえ向きである。 しかし、短編であるがゆえに事件に複雑さがなく物足りなくもある。また、特急シリーズに見られる「時刻表マジック」もないので、ちょっと拍子抜けであった。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 出版社/著者からの内容紹介 紀伊勝浦の友人を訪ねた日下刑事は、露天風呂から海で溺死する男を目撃。翌月、その妻が不審な死を遂げた。十津川警部もの四篇収録 内容(「BOOK」データベースより) 大学時代の友人浜田に誘われ紀伊勝浦温泉に出かけた日下刑事は、海の見える露天風呂から溺れる人影を目撃した。翌日発見された溺死体は東京からの観光客で、翌月にはその未亡人も殺害された。やがて容疑者に浜田が浮かび上がるが、そのアリバイは日下刑事自身によって完璧に証明されていた!表題作ほか、草津、熱海、伊豆長岡を舞台に十津川警部の推理が冴える |
|
| 2004-03-08 | ISBN:4344404645 | |
| 書名:解夏 | 著者:さだまさし | 初出:2002 年 |
| 出版社:幻冬舎 | ジャンル: | 初版日:0000-00-00 |
コメント:
さだまさしの歌は昔は聴いたりした。小説なんて書いてもう、と思っていたが、書店で文庫No.1の位置に置いてあったので買ってみた。 期待に反して、まともな小説である。エッセイ調のものかと想像していたのだが、歌手の書いた本とは思えない出来である。 4つの短編からなるが、それぞれ100ページはあるので、それほど短くはない。タイトルの「解夏(げげ)」よりは残り3つの方が私は好きである。 いずれの話も○であるが、いずれの話も「その後どうなったのか」が気になってしまう。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 東京で教師をしていた隆之は、視力を徐々に失っていく病におかされ、職を辞し、母が住む故郷の長崎に帰った。そこへ東京に残した恋人の陽子がやってくる。この先の人生を思い悩む隆之。彼を笑顔で支えようとする陽子。ある日、二人はお寺で出会った老人から「解夏」の話を聞く―。表題作他、人間の強さと優しさが胸をうつ、感動の小説集。 目次 解夏 秋桜 水底の村 サクラサク |
|
| 2004-02-17 | ISBN:4093792070 | |
| 書名:プラトニック・セックス | 著者:飯島 愛 | 初出:2000 年 |
| 出版社:小学館 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
飯島愛がAV出身というのは知っていたが、それ以前にこんなにすごい経歴を持っていたとは知らなかった。とはいえ、同情も軽蔑も、もちろん尊敬などの気持ちは起きない。 どこまで脚色でどこまで真実かは知りようもないが、すぐに飽きる。タイトルも大げさだ。 実は飯島愛のビデオは見たことがある。しかもなぜか「裏もの」だったが、正直言って、いい体とは思えなかった。日焼けしていたせいかもしれないが、ボディを整形していた(というのをこの本で知った)ことが原因かもしれない。 お金中心である風俗の世界を垣間見ることができるのは少し興味深かったが、いずれにしても、彼女のような生き方は肯定されるものではない。 評価:☆☆ |
あらすじ: Amazon.co.jp 「セックスが、そんなに楽しいか」 父親の怒鳴り声が、一家が囲む食卓を凍りつかせた。学校へほとんど行かず、万引き、カツアゲ、家出にシンナーを繰り返す中学時代。そんな彼女も、もとは内向的な女の子だった。「姿勢が悪い」という理由で長刀を習わせるほど厳格な父。「あなたのため」が口癖で、体裁ばかり気にする母。そんな両親に褒められたい一心で嫌いな勉強に励んだ中学1年のときは、成績が学年で10番以内だった。しかし、苦手な数学で90点を取って、喜び勇んで答案用紙を母親に見せても、返ってくる言葉は「4問も間違えているじゃない。どうしてできなかったの」。しだいに両親への不信感が膨れ上がり、「良い子」から「虞犯少年」へと転げ落ちていく…。 『プラトニック・セックス』は、飯島愛が飾らない言葉で過去の自分を冷静につづる自伝。家出した彼女は、水商売で得たお金を湯水のように使う。「ただただ憧れていた装飾品もブランドも、見栄を張るための道具、空っぽな自分を着飾るための必需品だった。そのときはそういう哀れな自分に気づいていなかったのか、気づきたくなかったのか」 「彼の望むことにできる限り応えてあげたかった。彼が体を売るのをやめるかわりに、私は、あれほど嫌がっていたオヤジと寝てお金を稼ぐ女になっていった」 こんな人生を変えるきっかけとなったのが、アダルトビデオへの出演だった。留学したいと思い焦がれたニューヨーク。その資金作りのために舞い込んできたビデオ出演をOKする。そのうちに深夜番組を経ていつの間にかタレントの道を歩む自分がいた。 いままで語ることのなかった壮絶な過去をストレートに表現しているため、内容は少々過激だ。しかし、思春期時代の紆余曲折を経て家族との絆を取り戻した飯島愛の自伝には、誰しもが共感できる心の葛藤が描かれている。(望月真弓) 内容(「BOOK」データベースより) 私の舌を入れさせて。神さまおねがい。「こんなに愛してる」―伝えたくて彼女は呟く。タレント飯島愛が初めて書き下ろした衝撃の単行本。 |
|
| 2004-02-10 | ISBN:4048725122 | |
| 書名:トパーズ | 著者:村上 龍 | 初出:1988 年 |
| 出版社:角川書店 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
つまらん、エロ本だ。多くが風俗で働く女性を描いた短編集。だが、まったくくだらない。汚らしい。しかも、作者の言いたいこともわからない。 おそらく、2度と村上龍を読むことはないだろう。 評価:☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 人類の〈幸福〉と〈希望〉を見出だすのは、女だ。この瞬間にも都市と混じり、そして、疾走する女たちを村上龍はとらえた。未だかつてない衝撃の都市小説の誕生。 |
|
| 2004-02-09 | ISBN:4309015700 | |
| 書名:蹴りたい背中 | 著者:綿矢 りさ | 初出:2003 年 |
| 出版社:河出書房新社 | ジャンル: | 初版日:2003-08-26 |
コメント:
珍しく「いまの本」を読んだ。芥川賞というのは何を基準に選ばれるのか分からないが、まずまず面白かった。 愛だの恋だのという、正面から甘ったるいような話ではなく、ちょっと歪んだ(?)性格の高校生が主人公。若い作家だから、若者の話が書きやすいのだろう。「にな川くん」という登場人物もなかなか良い。 ページ内の文字数は少なく、140ページしかないのですぐに読み終えることが出来る。1000円という値段も手頃だ。 意外にも、綿矢りさは美少女のようだ。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 『インストール』で文藝賞を受賞した綿矢りさの受賞後第1作となる『蹴りたい背中』は、前作同様、思春期の女の子が日常の中で感受する「世界」への違和感を、主人公の内面に沿った一人称の視点で描き出した高校生小説である。 長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。気の合う者同士でグループを作りお互いに馴染もうとするクラスメートたちに、初実は溶け込むことができないでいた。そんな彼女が、同じくクラスの余り者である、にな川と出会う。彼は、自分が読んでいるファッション雑誌のモデルに、初実が会ったことがあるという話に強い関心を寄せる。にな川の自宅で、初実は中学校時代に奇妙な出会いをした女性がオリチャンという人気モデルであることを知る。にな川はオリチャンにまつわる情報を収集する熱狂的なオリチャンファンであった。 物語の冒頭部分を読んだだけで、読者は期待を裏切らない作品であることを予感するだろう。特に最初の7行がすばらしい。ぜひ声に出して読んでいただきたい。この作家に生来的に備わったシーン接続の巧みさや、魅力的な登場人物の設定に注目させられる作品でもある。高校1年生の女の子の、連帯とも友情とも好意ともつかない感情を、気になる男子の「もの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい」思いへと集約させていく感情と行動の描写も見事だ。現在19歳の作者でなければ書くことができない独自の世界が表現されている。 (榎本正樹) 出版社/著者からの内容紹介 高校に入ったばかりの蜷川とハツはクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく…いびつな友情? それとも臆病な恋!? 不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。第130回芥川賞受賞。 |
|
| 2004-01-23 | ISBN:4121010876 | |
| 書名:ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学 | 著者:本川 達雄 | 初出:1992 年 |
| 出版社:中央公論社 | ジャンル: | 初版日:1992-08-25 |
コメント:
パラメータに「時間」の概念を加えると、生物の大きさに相似則が成り立つというお話。動物が心臓が一生のうちに打つ心拍数は、体の大きさによらず20億回なのだというのだ。単寿命のものは脈が速いのだ。私の脈もやや早めなので、平均寿命は生きられないかも。 さて、導入部はなかなか面白い。心拍数の話とか、体重あたりのエネルギー消費の話とか、どれも「相似」であることがわかりやすく説明されて面白い。 中盤は、同じ様な話が繰り返されて飽きてくる。3/4乗とか1/4乗とかが何回も何回も出てくるのだ。 これを乗り切ると終盤はまたすこし別の話となって面白くなってくる。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。 |
|
| 2004-01-15 | ISBN:409403661X | |
| 書名:ベンチャーわれ倒産す 昔、大臣賞。今、自己破産。 | 著者:板倉 雄一郎 | 初出:1999 年 |
| 出版社:小学館 | ジャンル: | 初版日:1999-10-01 |
コメント:
ホットカフェ、たしかに聞いたことがある、というか、「成功するはずねぇなぁ」と思った覚えがある。接続に専用のソフトが必要だからである。しかしこの本を読むと失敗の原因は別のところにあったようだ。一つはシステム構築の点であり、ビジネスモデルそのものは成功に向かっていたように感じられる。 いずれにしても、「無料」というサービスはどうしてもよけいな勘ぐりを入れてしまうので抵抗があるよなぁ。 ビジネスの内容はともかく、失敗談としてのこの本はなかなか面白い。日本でベンチャーが育たない理由もよくわかる。銀行につぶされてしまうのだから。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: ハイパーネット倒産のお話。 「社長失格」という本と殆ど同じだそうだ。 |
|
| 2004-01-08 | ISBN:448003689X | |
| 書名:清水ちなみ改造講座 | 著者:清水 ちなみ | 初出: 年 |
| 出版社:筑摩書房 | ジャンル: | 初版日:2001-12-10 |
コメント:
「おじさん改造講座」で有名な著者。「おじさん〜」は読んだことがないが、おじさんにとっては敵なのだと勝手に思いこんでいた。この本は、簡単に言えばOLをしていた著者がおじさん改造講座を書くようになりOLを辞めるに至る過程がかかれているものである。 この本をよんで、清水ちなみを好きになりました。著者近影を見る限り美人ではないが、不細工でもない。それより、おじさんをからかって喜んでいるちゃらんぽらんな女だと勝手に思いこんでいたのだが、そうではないようだ。結構まじめに、というか自分を持って生きている女だ感じました。 私より年上だからいまはもうオバサンですな。残念。 「おじさん〜」も読んでみるかな。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 大学卒業後、企業に就職した著者は、会社で数々の珍妙な出来事を体験した。やがて、仕事のあいまに、OL同士で会社のおじさんについてFAXアンケートをしたのがきっかけで「OL委員会」を立ちあげる。「おじさん改造講座」を週刊誌に連載し、大人気を博するまでと、その後の抱腹絶倒記。未収録グルメエッセイ付。 |
|
| 2004-01-07 | ISBN:416365450X | |
| 書名:たったひとつのたからもの | 著者:加藤 浩美 | 初出: 年 |
| 出版社:文藝春秋 | ジャンル: | 初版日:2003-11-30 |
コメント:
一人の子どもが病気で死んだ。生まれたときから背負った短命という運命を精一杯生き、精一杯育てたというお話。内容は、子どもの生命力というか命の大切さを訴えるものであるが、いささか美化しすぎと言えなくもない。「つらさ、しんどさ」をあえて口にしていないからだ。確かにそれを口にすることは良くないのかもしれないが、それがないがために逆に嘘くさく感じてしまうのだ。 でも、最終章を読むときはハンカチを用意しておくように。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 出版社/著者からの内容紹介 そのほほえみだけで幸福にしてくれた。重度のダウン症で六年三カ月の命を閉じた息子を撮り続けた母の記録。明治生命CMで話題に。 小田和正の歌をバックに流れる明治生命のCM。小さな男の子と家族の写真が数枚切り替わる。海を背景に父親が息子を抱きしめている写真で終わる、わずか数十秒のCMが全国的に話題を呼びました。男の子の名は加藤秋雪くん。生後一カ月でダウン症と判明、心臓の合併症で一年の命と告げられます。しかし秋雪くんは六年余りを精一杯生きて、一九九九年に世を去りました。この本は、秋雪くんの一生をレンズを通して見つめ続けた母親、浩美さんの記録です。いちばん大切なものは何だろう。そう自分に問いかけたくなる本です。 内容(「MARC」データベースより) 人の幸せは、命の長さではないのです。今現在を楽しく元気に過ごせたら、それが一番大切で喜ぶべきこと…。105枚の写真と母・浩美の文章で綴る、加藤秋雪くんの6年間。 |
|
| 2004-01-06 | ISBN:4087031004 | |
| 書名:緑の午後― おいしいコーヒーのいれ方〈5〉 | 著者:村山 由佳 | 初出: 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
本とは関係ないが、村山由佳が紅白歌合戦の審査員になっていたのには驚いた。前作は盛り上がりに欠けると言ったが、こんどは前作に比べればやや波乱気味か。登場人物の一人である星野りつ子の動向が気になるところである。しかしまぁ、若いっていいねぇ。 もういい加減このシリーズも飽きてきたが、まだ終わらない。。。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 僕の恋人は、5つ年上のいとこ・かれん。星野りつ子に僕らの関係を告げたときから、何かが動きはじめた―。父の帰京と再婚、そして妹の誕生…。僕、かれん、その弟・丈、三人だけの満ち足りた生活に、少しずつ変化が訪れようとしている。その変化が何をもたらすのか、僕はまだ、気づいていなかった―。丈の恋の行方を描いた番外編も同時収録、村山由佳の人気シリーズ第5弾。 |
|
| 2003-12-26 | ISBN:4479790616 | |
| 書名:ここ一番、決断ができる人できない人 人生の明暗を分ける反常識のススメ | 著者:弘兼 憲史 | 初出: 年 |
| 出版社:大和書房 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
島耕作をちゃんと読んだことはないし、弘兼憲史の他の本も読んだことはない。この本は、「捨てられるか」と言うことに力点を置いている。自分の地位、財産、名誉、経歴、そして家族さへも捨てる(だけの気持ち)が必要だという。そうでないと「保守的」になってしまい、ここ一番の「決断」を誤るということだ。 それなりに面白かったと言えよう。 しかし私はとても保守的な人間なので、本のようには実行できまい(泣) 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 他人の物差しなど捨ててしまおう!ピンチの時こそ、自分を信じる。 内容(「MARC」データベースより) ピンチに出会ったら、さあ「チャンス」。チャンスとは「跳ぶこと」だ。いまいる場所から跳べるかどうか。失うことを恐れ、踏みとどまるだけの人生にチャンスは巡ってこない! 反常識のススメ55編。 目次 プロローグ 常識的に生きるのはもういいんじゃないか 第1章 反常識的なバランス感覚を持とう 第2章 会社に生きるな、自分に生きろ 第3章 チャンスをつかむには反常識でいくしかない 第4章 自分の子供っぽさに気づけ 第5章 「在」から「転」に変化してみよう |
|
| 2003-12-24 | ISBN:4087030792 | |
| 書名:雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方〈4〉 | 著者:村山 由佳 | 初出:1998 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日:1999-04-07 |
コメント:
前3巻までよりはつまらない。シリーズものとなってしまっているこの話。正直言って、この巻はいまひとつ展開にどきどき感がない。主役カップルの関係がギクシャクしてしまうという1点だけで、広がりがないし、内容も単調でありきたり。失敗作だろう。 さて、次巻で巻き返しなるのか>作者。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 「お前に弟か妹ができると言ったらどんなものかなあ」突然の親父の電話に僕はぶっ飛んだ。福岡に単身赴任している親父に、どうやら彼女ができたようだ。それも妊娠3か月!そこで、かれんと二人で福岡まで行くことに…。新幹線の旅は楽しかったけど、むこうで会った親父の彼女というのが…。シリーズ第4弾も、波乱含み―。 |
|
| 2003-12-18 | ISBN:4403230989 | |
| 書名:書き下ろし 科学最前線ノート41 | 著者:池内 了 | 初出:2003 年 |
| 出版社:新書館 | ジャンル: | 初版日:2003-10-10 |
コメント:
科学に興味がある人向け。だいたい「13へぇ〜」くらいかな。知ってるつもりでいても知らなかったこと、間違って認識していたことなど、いくつも「へぇ〜、そうか」ということがあった。ぜんぜん理解できない項目もあった。それでも「科学」の中でいろいろな分野についてわかりやすく記されている。深く掘り下げられてはいないが(掘り下げたら難しくなりすぎる)、いい加減でもなく、私レベルの「知ったかぶり入門者」にはちょうどいいだろう。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) なぜ、宇宙は「無」から生まれるのか? 生命の起源はどこまでわかっているのか? 日本人のルーツはどこにあるのか? 宇宙物理学者が科学の最先端を41のキーワードでやさしく解説。今の科学が一冊で分かる。 目次 宇宙最前線 地球最前線 生物最前線 医学最前線 エネルギー最前線 物理最前線 |
|
| 2003-12-16 | ISBN:4087471713 | |
| 書名:鉄道員(ぽっぽや) | 著者:浅田 次郎 | 初出: 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
「ぽっぽや」といえば高倉建(というか広末涼子かな)だが、映画は見ていない。この本を手にとって、分厚い本だなぁ、というのが最初の感想。さすが映画化作品、と思ったら短編集かよっ! それで、短編の中では2編目の「ラブレター」がいいね。顔も知らぬ偽装結婚相手の女房が死んでしまって、引き取りに行くという話だが、泣かせてくれる。もちろん「鉄道員」もよかった。結局はすべての作品が「家族愛」の物語といえるだろう。幽霊とヤクザが主役みたいな部分があり、これは好みではない設定だが、それでもなかなか良かった。 最後の作品、この夫婦はうまく戻るのだろうか。だといいね。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた…。映画化され大ヒットした表題作「鉄道員」はじめ「ラブ・レター」「角筈にて」「うらぼんえ」「オリヲン座からの招待状」など、珠玉の短篇8作品を収録。日本中、150万人を感涙の渦に巻き込んだ空前のベストセラー作品集にあらたな「あとがき」を加えた。第117回直木賞を受賞。 目次 鉄道員 ラブ・レター 悪魔 角筈にて 伽羅 うらぼんえ ろくでなしのサンタ オリヲン座からの招待状 |
|
| 2003-12-12 | ISBN:456004631X | |
| 書名:初版グリム童話集〈4〉 | 著者:吉原 素子 (翻訳), 吉原 高志 (翻訳) | 初出: 年 |
| 出版社:白水社 | ジャンル: | 初版日:1997-11-10 |
コメント:
童話なのだが、グリム兄弟の創作ではなく昔話等を収集してまとめたモノが「グリム童話」なのだそうだ。そして、この本は初版の訳である。文章に装飾が無く、ストレートである。すぐに人が死んだり首を切ったりするので、正直言って「童話」にはふさわしくない。ということで、「本当は恐ろしい・・・」などという本が出たわけだ。2版以降はずいぶんと加筆修正され、グリムの創作部分も増えたらしい。読んだのが第4巻ということで、有名な「赤ずきん」など、誰でも知ってる話はこの本には無い。また、上述のように文章に装飾が無く、心理描写等がないため、物語としては物足りないのである。それにドイツのお話で、王様とか姫とかがよくでてくるし、魔法がすぐに登場するのものもなじめない。 結局のところ、面白くない。 評価:☆☆ |
あらすじ: 出版社/著者からの内容紹介 本来のメルヒェンとは? グリム兄弟が書き替えていく過程で何が失われたのか。グリム童話の本源に迫るうえで欠くことのできない初版の、日本初の全訳。各話には書き替えの過程等がわかる注釈も付く。 第4巻 「踊ってすりきれた靴」「ジメリの山」「親不孝な息子」「金のかぎ」など、43篇を収録。巻末には、グリム童話成立の過程などをまとめた解説、また全巻通しての索引が付く。 内容(「BOOK」データベースより) 書き替えの過程で失われた童話本来の魅力を味わってみませんか。グリム童話の本源に迫るうえで欠くことのできない「初版」初の全訳。「踊ってすりきれた靴」「ジメリの山」「金の鍵」など43篇を収録。解説と全156話の索引付。 目次 賢いちびの仕立て屋 くもりのないお日さまがことを明らかにする 青い灯火 わがままな子どもの話 三人の軍医 なまけ者と働き者 三人の職人 天国の婚礼 長い鼻 森の中のおばあさん |
|
| 2003-12-11 | ISBN:4820566563 | |
| 書名:寺山修司 目を醒まして、歌え | 著者:寺山 修司 (著), 鶴見 俊輔 | 初出:1957 年 |
| 出版社:日本図書センター | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
寺山修司など別に興味があったわけではない。この本は寄せ集めなので、入門にはイイかもしれない。さてこの人は何者か。まあ、年代からしたら血気盛んな学生たちの時代の人であろうから、いささか血走った感じの主張も理解できなくはない。一方、内容としては「典型的なリーマン」である私は否定されてしまうのだからちょっと気分が悪い。 でもよい。君の主張はもっともだ。若いうちは、あまり保守的になるべきではない。 しかし、実のところ君の言いたいことはよく解らなかったぞ。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) いろいろあるから…人生っておもしろい!!本書は、生きるヒントがつまった珠玉のエッセイを精選した。 内容(「MARC」データベースより) 生きるヒントがつまった珠玉のエッセイを精選するシリーズ。寺山修司のエッセイ、評論から「自立のすすめ」「幸福」「私は地理が好きだった」「私自身の詩的自叙伝」「墓場まで何マイル?」など8編を収録。 目次 1 目を醒まして、歌え(書を捨てよ、町へ出よう 自立のすすめ 幸福 10通の手紙) 2 私は地理が好きだった(私は地理が好きだった 私自身の詩的自叙伝 読書遍歴 墓場まで何マイル?) |
|
| 2003-12-09 | ISBN:4048836471 | |
| 書名:おじさんの気持ち | 著者:秋元 康 | 初出:1998 年 |
| 出版社:角川書店 | ジャンル: | 初版日:2001-01-31 |
コメント:
夕刊フジに毎週連載されていたショートエッセイである。100編もある。連載タイトルは「隣の奴には読ませるな!」だそうだ。夕刊フジを隣からのぞき込むオヤジ、という姿が容易にイメージできて楽しい。内容は、まさに「おじさんの気持ち」が満載。そうなんだよなぁ、うんうん、と言った感じであっという間に読み終えた。若者が読んだらつまらないのかな、オバサンが読んだら・・・などと考えても仕方がないよね。おいらにとって面白かったから、それでいいのだ。 そういえば秋元康は高井麻巳子(元オニャンコ)と結婚したんだよなぁ。結婚13年目、2001年に子ができたそうだ。というのを今日別の雑誌で知った。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) だから貴女にわかってほしい…「夕刊フジ」に連載のエッセイ。 内容(「MARC」データベースより) 電車の中で新聞を隣から覗き込まれ、大雪に遭った不幸を自慢し、「昔は悪」を自称する…。そんな「おじさんの気持ち」が満載のエッセイ集。『夕刊フジ』に連載された「隣りの奴には読ませるな!」をまとめる。 目次 隣の奴には読ませるな!トイレで見る性格分析 雪の日の不幸自慢 自称、昔は悪 掛け蒲団を股に挾むのは貧乏くさいか? 上から五冊目の雑誌 携帯電話のトッピング 健康マゾヒズム 運のシミュレーション ペラペラのユウウツ〔ほか〕 |
|
| 2003-12-05 | ISBN:4396312075 | |
| 書名:不肖・宮嶋 死んでもカメラを離しません | 著者:宮嶋 茂樹 | 初出:2000 年 |
| 出版社:祥伝社 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
面白いです。フライデーや週刊文春のカメラマンとして、スクープ写真を撮りまくっている著者の体験談。私はアサハラの写真に価値を感じないが、拘置所のアサハラを撮るだけのためにこれほどの執念を費やしていたというのはアホらしくもある。 一方で、成田闘争や韓国での学生闘争(?)の取材における恐怖をまじえた体験もおもしろおかしく描写されており、これも面白い。 私のような根性なしにはとても入り込めない世界がそこにはあるのだ。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 「宮嶋は、生涯、報道カメラマンでありたい。身体が動くかぎり、這ってでも現場に行きたい。死んでもカメラを離さない覚悟だが、死んだら写真が撮れないから、生きていたい。ここに恥多き出来事を記す。おおいに笑っていただきたい」這って、立って突撃して、モノにしたスクープの数々!泣ける笑えるこの一冊。 目次 1 東京拘置所のエレファント・マン―桜散る小菅に麻原彰晃の姿をスクープした 2 不肖・宮嶋、死んでもカメラは離しません―獅子身中の虫、修羅場の韓国・光州に一生の恥 3 ハマコーの刺青―スクープ料1000万円獲得作戦 4 ここは地獄の三里塚―成田闘争の取材で初体験した市街戦の恐怖 5 人食い男を追跡せよ―おかげで 続きを見る |
|
| 2003-12-04 | ISBN:4569613462 | |
| 書名:ちゃんと「話のきける子」に 「言うことをきく・きかない」は親次第 | 著者:田中 喜美子、NMS研究会 | 初出:2001 年 |
| 出版社:PHP研究所 | ジャンル: | 初版日:2001-01-24 |
コメント:
わざわざ買ってよんだ。我が息子たちはちっとも親の言ういうことをきかないので、試しに買ったのだ。結局は、「こどもをだますようなしつけはしてはいけない」、「親の背中を見ている」、「だめなモノはダメ、を貫く」 ということかな。いずれにしても、子供がいうことを聞かないのは親のせいである事はよくわかる。っていうか、そんなのは当たり前。わかっちゃいるけど、、 評価:☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2003-11-26 | ISBN:4093713731 | |
| 書名:僕が最後に言い残したかったこと | 著者:青木 雄二 | 初出:2003 年 |
| 出版社:小学館 | ジャンル: | 初版日:2003-11-10 |
コメント:
マルクス主義に興味はないが、この本の二章までは共感できる。アメリカ社会は異常であること、日本もおかしくなっていることなどである。ところで、この本は読んでいて非常にいらいらする。関西弁と標準語がセンテンス毎に入れ替わって現れるのである。読むリズムがめちゃくちゃにされて腹立たしい。 最初のページに、「この本はインタビューを元に構成した」と書いてある。ので、実際の著者は青木雄二ではないはずで、別の作家が書いたのだろう。プロの作家なのだろうが、私なら3流を烙印が押す。でも、本のどこにも文章を書いたのが誰かは書いてない。 せっかくの本なのに、へぼライターのおかげで台無し。つーか、校正したのか?これ。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 日本へ、サラリーマンへ、若者へ、人生へ、息子へ、そして妻へ…。漫画家青木雄二が死の病床で語り続けた最後のメッセージ。生きること、そして死ぬこととは? |
|
| 2003-11-18 | ISBN:4413091035 | |
| 書名:楽天主義のすすめ 生きているのが楽しくなる 「狐狸庵閑話」より | 著者:遠藤 周作 | 初出: 年 |
| 出版社:青春出版社 | ジャンル: | 初版日:1999-03-20 |
コメント:
くだらない文を書かせたら右に出る者はいない。のかな。この本は、くだらない本である。どうでもいい本である。読む価値など無い。でもやっぱり面白いのだ。 万人に勧めるようなモノでもないが、くだらないことが好きなひとにはいいだろう。 でも、すぐに飽きそうであることも否めない。同著者の同類の本を今後読むかと聞かれれば、読まないと答える。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 題して狐狸庵閑話という。狐狸庵とは江戸日本橋を離るること八里、柿生の村とよばるる山里に世を厭って結んだ我が庵の名であるが、また、この狐狸庵閑話は、コリャ、アカンワともお読み頂きたい。昔、駒場に住んでいた頃、足しげく遊びにきた友だちも、流石ここまでは訪れることも稀である。昼は経を読み、夜は狐狸を友としとまではいかないが、読書に飽きると庵をとりまく雑木林に遊ぶ野鳥の群を眺めて楽しみ、日暮れれば夕餉そこそこにすませて風の音、雨の音に耳すます世捨人の生活である。 目次 メイワク人間へ イタズラ人間へ ウッカリ人間へ イジワル人間へ オトボケ人間へ ウソツキ人間へ マジメ人間へ メソメソ人間へ ホラフキ人間へ ユウウツ人間へ〔ほか〕 |
|
| 2003-11-11 | ISBN:4774703524 | |
| 書名:倉敷・白壁小路殺人事件 | 著者:矢島 誠 | 初出:2002 年 |
| 出版社:コスミック出版 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
×!あまりコメントする気になれない。つまらん本。導入部分とくにつまらなくて、読みにくくて、読み進めるかどうか迷った。全体としては、並の内容はあるが、引き込まれないのである。ミステリーとしては×といえよう。 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 詩情豊かな白壁の街・倉敷で謎の飛び降り自殺を遂げた美人OL。不審を抱いた保険調査員・篠塚の前に立ちはだかる迷宮のような人間関係。彼女の死は、本当に自殺なのか、それとも…。 |
|
| 2003-11-10 | ISBN:408748632X | |
| 書名:いきもの抄 | 著者:石和 鷹 | 初出:1994 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日:1997-06-25 |
コメント:
解説を読むと、著者は細君を癌で失うというつらい経験をもち、その体験が大いに作品に影響しているという。また、作者は比較的高齢になってから作家になったようだ。そんなわけかどうかわからないが登場人物はおしなべて高齢であり、どこか弱々しい。書名にもなっている「いきもの抄」のラストはいささかおぞましいというか、ちょっと怖かった。 全般的に辛気くさいのであるが、それなりに面白い。ただし、私の好みの作風ではないので、同作家の作品をよむことはもう無いだろう。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 55歳の誕生日を目前に、脳血栓で倒れた「わたし」。半身不随で回復の見込みはない。若い妻は働きにでる。美貌の家政婦との生活が束の間の充実となるが、やがて去られ、いよいよもって孤独に…。死に向かう日々に訪れた、一瞬の輝きと残酷さを描く表題作ほか、集団疎開の体験をもつ60歳ちかい男女の、来し方行く末に思いを馳せる「喜連川」等々。人生の冬の入口にさしかかった人間の、痛切な思いを綴る作品集。 目次 いきもの抄 蝶の褥 夜叉ツツジ 喜連川 白い木槿の花 背後からの声 |
|
| 2003-11-08 | ISBN:4569621406 | |
| 書名:マリモ | 著者:山崎マキコ | 初出:2002 年 |
| 出版社:PHP研究所 | ジャンル: | 初版日:2002-04-30 |
コメント:
元は「アル中OL物語」としてWebに連載していたものらしい。それに加筆修正を加えて出版されたもの。作者は、ASCIIとかにも連載しているようで、おそらく理系なのだろう。前半部分はちょっとオタクを喜ばすようなことがちりばめられている。このOLがPC自作するとか、440BXで枯れた感じなのよ とかね。 内容は、アル中ダメOLがしでかすおかしなエピソード。不遇な家庭環境に育ったためか若干人格がゆがんでいるとか、作中に出てくる「(高校時代の)先生」にもらった言葉を心中に秘めて支えにしているとか、そんな話。不覚にもラストの辺りで泣きそうになったというのは内緒。 一応、作中の「ヒロイン」なのだが、アル中OLという設定からして、やはり魅力的な女としては描かれていない。自身、ダメOLを一応は自覚しつつ、社会生活を送る中での人との関わりによって変化する心理状態を描く。 私の考えだが、理系の人間にはこのような「ダメ人間」を物語の中心にする傾向があるような気がする。おそらく、自信のコンプレックスの現れではないかと思うのだが、偏見だろうか。面白く読めたけど、他人に勧めるような本ではない。 出版がPHP研究所ってのが不似合いな気がするなぁ。 評価:☆☆ |
あらすじ: 出版社/著者からの内容紹介 大山田マリモ。中堅食品会社に勤める25歳の独身OL。彼女はこの一年余り、酒浸りの日々を送っていた。元凶は、彼女担当の新商品『納豆伝説』。それは無能な上司によって捻じ曲げられた、彼女の初めての企画だった。発売後、案の定寄せられた苦情の嵐。打ちひしがれ、今日も飲み潰れて眠りについた彼女は、真夜中に目を覚まし、『死には、人間的な死と、そうでない死が存在するのですよ』という声を聞く。それは懐かしい「先生」の声だった……。心の傷を覆う術も知らず、生きることに不器用な主人公が、不条理な世の中に傷つきながらも、人生と自分の価値に気づくまでを描いた笑いと涙の物語。12年前、勃興期のパソコン業界を舞台にした小説『健康ソフトハウス物語(正・続)』で注目を集めた伝説の作家・山崎マキコが、満を持して放つ渾身作。WEBサイトでの連載中から幅広い読者層に熱く支持された作品が、遂に単行本化。PDAで読めるデジタル書籍も同時発売! 内容(「MARC」データベースより) 大山田マリモ、25歳OL。アルコール依存症。生きることに不器用なマリモが人生と自分の価値に気づくまでの魂の物語。書籍情報サイト「BOOK-CHASE.COM」連載の小説「アル中OL物語」に加筆し、改題したもの。 |
|
| 2003-11-06 | ISBN:4898150586 | |
| 書名:アメリ | 著者:イポリト ベルナール | 初出:2001 年 |
| 出版社:リトルモア | ジャンル: | 初版日:2001-11-03 |
コメント:
映画が先で、それを小説にしたらしい。映画は見ていないので、内容が同じかどうかわからないが同じなのだろう。読みながら、映画ではどう表現しているのかな、などど考えてしまうところもある。映像というのは情報量が多いのは確かだが、心理描写を的確に伝えるのは難しいだろう。そんなことから、この映画を見たいとも思うが、たぶん視ないだろうな。ちょっと変わった女性が主人公。陰気なのかと思えば、結構な行動力もあったりして不思議な感じ。話としては、少々陳腐な部分もあるがまあ面白かった。でもまあ、こんな女、いねぇよな。かわいらしいところもあるが、魅力的とは思えない。私には。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 空想の中でひとり遊びをしていた小さな女の子アメリは、そのまま大人になって今はモンマルトルのカフェで働いている。彼女の好きなことはクレーム・ブリュレの焼き目をスプーンで壊すこと、運河の岸で水切りすること、そしてまわりの人々を今よりちょっとだけ幸せにするようないたずらを仕かけること。そんなささやかな人生。ところがある日、スピード写真のコレクター・ニノとの出会いで彼女の生活は大混乱。はたしてアメリとニノの不器用な恋の行方は。 内容(「MARC」データベースより) 大人になっても空想遊びが好きなアメリ。好きなのはクレーム・ブリュレの焼き目をスプーンで壊すこと、そして周りの人々をちょっと幸せにするいたずら…。そんな彼女の不器用な恋と小さな幸せを描く。同名映画を小説化。 |
|
| 2003-11-05 | ISBN:4309011004 | |
| 書名:再会セッション 街の物語 | 著者:村松 友視 | 初出:1983 年 |
| 出版社:河出書房新社 | ジャンル: | 初版日:1996-11-25 |
コメント:
村松友視、直木賞作家だそうだ。受賞作は「時代屋の女房」。聞いたことあるじゃん、映画化されたんだっけ?と無知をさらけ出したところで、この本について。 短編9編。副題に「街の物語」とあるように、なにやらその辺で起きていそうな、起きそうもないような、そんな物語。いくつかは面白く、いくつかは訳わからない。 短編ものはたいていそうだが、話の終わりはなにか「含み」を持たせた状態でとぎれてしまう(と私はいつも感じる)。話の余韻というか続きを読者に想像させ、楽しませるということだろうか。じつは私はそういうのは嫌いなのだ。この本もやはりそういう傾向にある(と感じた)が、それでも面白いと思ったので、◎をつけましょう。 ほうほう、再会セッションって、そういう意味で使っているのですか。なるほどねぇ、セッションねぇ、私には関係ないなぁ。年齢制限もあるわけだねぇ、ふーん。。。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 過去と現在が交叉する街角で今日も秘やかに男と女の宴が始まる。出逢いの風景。別れの予感。「街」を舞台に繰り広げられる人々の関係を描き出す9つの物語。 内容(「MARC」データベースより) 喫茶「再会」に集う人々が紡ぎ出す軽妙洒脱な会話のセッション。日常を舞台に繰り広げられる人生の機微、男と女の不可思議さをあふれるペーソスとユーモアで描き出す傑作九篇。表題作他「下町の歌右衛門」「朝のスキャンダル」等。 再会セッション 下町の歌右衛門 目黒権之助坂 麝香 朝のスキャンダル 老人ごろし 三泊四日 ある男の日常 日々是好日 |
|
| 2003-11-04 | ISBN:4534036264 | |
| 書名:図解・よくわかる建築基準法 | 著者:鈴木 ひとみ、杉原 仁美 | 初出:2003 年 |
| 出版社:日本実業出版社 | ジャンル: | 初版日:2003-08-20 |
コメント:
第1種住居専用地域とか、43条がどうとか、斜線規制とかセットバックとか、なんとなく知ってるけどよくわからないのが建築規制。それをちょっとでも知ろうと思って図書館で借りた。新刊なので内容も古くない。しかし、この手の本は端から端まで読むモノじゃなくって、見たいときに見たい項目をみるような、辞書的な使い方をするモノであろう。手元に置いておきたい本。 とりあえず、ザザっと見ただけだが、結構ためになった。買おうかなぁ。。。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 建築基準法をやさしく解説した本。それ以上の書きようがない。 |
|
| 2003-11-03 | ISBN:4795241716 | |
| 書名:わかりやすいカラーの基礎知識 文部省認定ファッションコーディネート色彩能力検定3級をはじめて受ける方に | 著者:山中 麗子 | 初出:1998 年 |
| 出版社:ファッション教育社 | ジャンル: | 初版日:1998-04-15 |
コメント:
ファッションコーディネイト色彩能力検定を受けようと思っているのだ。実はウソだ。ホームページの色を決めるのにいつも適当に(いい加減にって意味だよ)やってるが、そういえば色についてちゃんとした知識を持っていないなぁ、と思って買ったのだ。2000円もするのに、躊躇なく買ってしまった自分にちょっと驚いたりする。 色は、色相、明度、彩度で決まり、加えてトーンといった分類もなされる。色の使い方は、「配色」のセンスが必要なわけだが基本的なルールについてはきちんとかかれている。とてもわかりやすくてためになる本である。 しかし、この本だけは色彩検定には通らないだろう。練習問題の類が全くないからである。この本を完璧に覚えれば大丈夫かもしれないが、検定に合格したいなら、試験対策用のテキストは別途必要。しかし、色の基本を理解するにはとてもいい本だと思う。 やっぱり色彩検定受けてみようかな。次回は来年6月だ。 評価:☆☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 本書はこれから色彩を学ぼうとする初心者の方々のために、「色」についての知識をできるだけわかりやすくまとめたものです。また同時に、「文部省認定ファッションコーディネート色彩能力検定3級」を受けられる方々には、テキストとして活用していただけるように構成しています。 内容(「MARC」データベースより) これから色を学ぼうとする初心者のために、基礎知識をわかりやすくまとめた待望の入門書。文部省認定ファッションコーディネート色彩能力検定3級対応参考書。 |
|
| 2003-11-01 | ISBN:4931466249 | |
| 書名:歯は蘇る 最先端医療現場からの報告 | 著者:堤 一純 | 初出:2000 年 |
| 出版社:日経BP企画 | ジャンル: | 初版日:2000-11-15 |
コメント:
私の口の中はぼろぼろなのだ。で、この本を読んだ。これを読むと、保険医療で歯を治すのはよろしくない、年取ったときに取り返しがつかなくなる、、、という気分にさせられてしまう。金属アレルギーのことやブリッジ治療の弊害等、通常行われる治療の欠点がわかりやすいくかかれている。一方、最近の歯科医療は進んできていて、結構きれいに直せるということもわかる。歯は顔の一部であり、痛みをとり咬む能力の回復だけでは十分な治療とはいえない。「審美歯科」といった、見た目をきれいにする治療を批判する医者もいるが、私は審美歯科は賛成である。口の中がきれいになると心理的に健康になるような気がするからである。 しかし、私は貧乏だから、虫歯の治療でさえ非保険治療はできない。審美治療など、もってのほかなのだ。貧乏はつらいねぇ。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 虫歯や歯周病など歯が悪いと、心臓発作や腰痛、早産などを引き起こしかねない。人生100年の時代「健康のもとは歯にある」のだ。一方、歯を美しくと願う女性も多い。これらの望みを叶えるのがIT技術と患者優先主義である。「治らない歯はない」を信条とし、最先端の医療現場で活躍する医師が、実例をもとに本音で歯に関する様々な悩みに対してアドバイスする。 内容(「MARC」データベースより) 人生100年の時代、健康のもとは歯にある-。「治らない歯はない」を信条とし、最先端の医療現場で活躍する医師が、実例をもとに本音で歯に関する様々な悩みに対してアドバイスする。 |
|
| 2003-10-31 | ISBN:4086500094 | |
| 書名:まどわく | 著者:桃井かおり | 初出:1992 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日:2002-07-25 |
コメント:
ついて行けない。なにかわからない。なんとも不思議な世界が描かれている。全くの空想ごとなのか?現実世界対象のエッセイなのか?基本は空想だろうが、妙に現実的なものも混ざっている。雑誌寄稿の寄せ集めだからそうなるのも仕方ないが、読み手は疲れる。桃井かおりは女優としてみても個性的、他の人と明らかに違う個性を持っているが、文章もかなり個性的。抽象的な表現が多い上に、描かれている世界が理解しにくいのである。 著者が言いたいこと、感じてほしいことは私には伝わらなかったに違いない。わけわからん、というのが正直な感想。一部は面白かった、と付け加えておく。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 女の寿命、近頃じゃ84.6歳。そしたらまだ私なんか、丁度中間あたりで尻もちついている訳です。『賢いオッパイ』を遡って、真っ正直だった頃の桃井かおりがここにいる。必読のエッセイ、待望の文庫化。 |
|
| 2003-10-29 | ISBN:4479011196 | |
| 書名:テレフォン・セラピー | 著者:野中 柊 | 初出:1999 年 |
| 出版社:大和書房 | ジャンル: | 初版日:1999-09-30 |
コメント:
この本はどんな人を想定読者にしているんだろう。すくなくとも私のような中年おじさんじゃないだろうな。最初から最後まで、思いっきり口語体。ほんとにしゃべってるみたい。一時期、新井素子(だったかな)が口語体の小説を書いて物議をかもしたが、それ以上である。そういうわけで、内容もおもいっきり砕けた感じの本。若い著者かと思ったら、同い年ジャン、俺と。つまり中年ということですな。ちなみに、野中柊は、「のなか ひいらぎ」と読む。 お、そうか、「読者に電話で話しかけてる」スタイルの(のつもりの)本なのね。だから口語体。まあ、多少のギャップは感じるが、元気にさせてくれたかな。 読む速度の遅いおいらでさえ1時間で読み終えてしまうので、1400円は高い。 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 真夜中にあなたにTELするのは、泣きたいのに、泣けないから。まるでベストフレンドとの長電話みたいに、せつない気持ちを癒してくれる、書き下ろし「元気充電」エッセイ集。 内容(「MARC」データベースより) 真夜中にあなたにTELするのは、泣きたいのに泣けないから-。さびしがり屋のあなたにおくる、まるでベストフレンドとの長電話みたいに切ない気持ちを癒してくれるエッセイ集。 |
|
| 2003-10-28 | ISBN:4408601888 | |
| 書名:神戸・真夏の雪祭り殺人事件 | 著者:浅黄 斑 | 初出:2003 年 |
| 出版社:有楽出版社 | ジャンル:ミステリー | 初版日:2003-08-05 |
コメント:
しまった。何という体たらく。こんなことも見抜けないなんて。。。>俺!真夏の六甲山頂のスキー場で起きた殺人事件。つい先日、六甲に遊びに行ってきたところなので、なかなかタイムリー。おお、そうか、このゴルフ場は日本最古なのか、、などと観光案内にもいちいち頷きながら読めた。そういう点でも楽しめた。 ミステリーというのは、読者も一緒に推理をするというのも楽しみである。もちろん、必死に考えるなんてことはしないが、犯人はこいつだろう、とか、こういうトリックだろうなぁ、とか多少は思い浮かべながら読むのが普通だ。もちろん、私もそうだ。 しかし、この本の結末は読み違えた。著者はきちんとそういう結末に誘導しているにもかかわらず!だ。だから、「何という体たらく>俺」となったのである。 面白かったよ。 http://www.yaya.co.jp/asagimadara.htm 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 衆人凝視の中埋められた死体の謎!? 神戸・六甲山カンツリーハウスで開催中の「真夏の雪祭り」会場の雪の中から、男の変死体が発見された。着衣など身元の分かるものは何一つ残されていなかったが、男の口の中から奇妙なメモが発見された。「但馬→三河→石見→備前→兵庫」の文字。絞殺されてから雪の中に埋められたらしい。イベント準備でにぎわう中、いったい誰が・・・・・・。被害者の身元も判明しない難事件に、兵庫県警捜査一課・篝(かがり)班の懸命の捜査が続く。神戸在住の著者による会心のミステリー |
|
| 2003-10-24 | ISBN:4094021868 | |
| 書名:忘れえぬ言葉 私の赤い手帖から | 著者:三浦 綾子 | 初出:1983 年 |
| 出版社:小学館 | ジャンル: | 初版日:2000-01-01 |
コメント:
代表作「氷点」すら読んだことがなく、三浦綾子など知らなかったのである。床に臥しているときに洗礼をうけたキリスト教の信者。その著者にとって忘れられない言葉とエピソードをつづった本。 本人の病魔との戦いや戦争といったような、背景に暗い部分もあるが、文章に悲惨さはないのがよい。思想の根底にはキリスト教といった「宗教」があるので、おかしなことは書かれていない。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 1999年10月、五十余年にわたる闘病生活の末に逝った三浦綾子。死の床で「私はまだ、死ぬという大切な仕事がある」という言葉を遺して。言葉―人と関わりあうための重要な手段。そこに、伝えたい気持ちと受けとめる謙虚な心とが美しく調和したとき、言葉は「言葉」たり得るのではなないでしょうか。著者が日常の中でそのような「言葉」に接したときの深い思いを、時には感動し、時に自戒の念をこめて、思い出とともに綴った心にしみるエッセイ集。 |
|
| 2003-10-21 | ISBN:4309403395 | |
| 書名:よつ葉のエッセイ | 著者:俵 万智 | 初出:1998 年 |
| 出版社:河出書房新社 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
俵 万智が産婦人科に出現!? 40才独身なのに? などと週刊誌をにぎわしているようだがが、この本は25才のころの本。なんていうか、寄せ集めって言う感じで本として成り立っていないのではないだろうか。 ほのぼのと面白い部分と、説教くさい部分とあって、その差がつかれる。あとがきによれば、やはり寄せ集めのようだ。 今はもう退職したのだが、サラダ記念日の頃は高校教諭であった著者がとても忙しくなって、そんな中で感じたことや作った歌などがかかれている。 総合的に言えば、つまらない本。 評価:☆☆ |
あらすじ: 25才の頃のエッセイ。 |
|
| 2003-10-17 | ISBN:4087741273 | |
| 書名:野生の風 | 著者:村山 由佳 | 初出:1994 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日:1995-03-30 |
コメント:
どうして村山由佳を読むのか?この著者は同い年で立教大出身。立教大は我がホームタウン(?)の池袋にあって、立教高校が実家の近く(志木)にある。そんなことで何となく親近感がある。そんな程度の理由です。 で、この本。前に読んだ「おいしいコーヒー」シリーズよりはテンポもいいし、躍動感があってよい。感動の恋愛小説ってことだけど、そ、そういう展開でいいのかよってところもある。ネタばれが怖いので詳しくは書かないが、ちょっとキツイ。 村山由佳は、ヒロインを美大出身にするのが好きなのかな。この主人公も美大(中退)で、染物師という設定。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) ときめきの染織家・多岐川飛鳥、野生動物のいのちを撮り続ける藤代一馬。ベルリンの壁崩壊の夜の宿命の出会いから、サバンナの大地にくるまれた官能のひとときへ、そして、慟哭の終局へ。感動の、超恋愛小説。 内容(「MARC」データベースより) 今をときめく人気染織家・多岐川飛鳥、野生動物の生命を撮り続ける藤代一馬。ベルリンの壁崩壊の夜の宿命の出会いから、サバンナの大地にくるまれた官能のひととき、そして慟哭の終曲へ。感動の超恋愛小説。 |
|
| 2003-10-15 | ISBN:4487798094 | |
| 書名:生島ヒロシの坂道寄り道まわり道 夢に向かって踏み出す第一歩 | 著者:生島 ヒロシ | 初出:2003 年 |
| 出版社:東京書籍 | ジャンル: | 初版日:2003-09-08 |
コメント:
生島ヒロシ。アナウンサー。メジャーなアナウンサーになるまでの、挫折・失敗・苦難をさらっと語る。嘘をつかないこと、そして成せば成るの精神をもち、学生時代、なんのあてもないのに単身アメリカに飛び込むという無茶をする。しかし、結局はアメリカで大学に入学し、ジャーナリズムを学び、そして日本でTBSに入社。 我々の知る生島ヒロシはこうして生まれたのだ。 書いてあることはありきたりだが、ありきたりのことを読むのもいいものである。 奥さんもかなりヤンチャのご様子。子供は高校生なのにアメリカに留学しているそうだ。チャレンジャー一家ね。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2003-10-14 | ISBN:4062632306 | |
| 書名:もうすぐ犯行記念日 ミステリー傑作選30 | 著者:日本推理作家協会 (編集) | 初出: 年 |
| 出版社: | ジャンル:ミステリー | 初版日: |
コメント:
11人の作家の短編を集めた傑作ミステリー集。推理作家協会編というだけあって、それぞれそれなりに面白く、また個性的でもある。強いていえば、「優しい水(若竹七海)」、「いつもの儀式(御坂真之)」、「家路(連城三紀彦)」の3編は面白いことは面白いが私の趣味じゃない。 ボリュームが結構ある本だが、それぞれがいい出来なので読んで損はないだろう。 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 日本のミステリー界を名実ともに代表する11人の作家による短編アンソロジー。犯行の動機からトリック、そして結末まで、個性あふれる傑作ばかりを集めた、おすすめの一冊。 熱い闇(山崎洋子) 見知らぬ自殺者(清水義範) 鏡の中で(東野圭吾) 六月は名ばかりの月(宮部みゆき) ノックを待ちながら(井上夢人) 専務、おはようございます(吉村達也) ジローのいた日々(本岡類) 優しい水(若竹七海) いつもの儀式(御坂真之) 家路(連城三紀彦) 細長い窓(阿刀田高) |
|
| 2003-10-09 | ISBN:4309015727 | |
| 書名:みすゞ | 著者:荻田 芳久 | 初出:2003 年 |
| 出版社:河出書房新社 | ジャンル: | 初版日:2003-08-15 |
コメント:
金子みすゞって、知ってますか?知りませんでした。詩人です。結構有名らしいし、流行ってもいるらしい。映画化されるくらいですから。27で自殺。 映画の脚本を書いた著者による小説化。正直言って、読みにくい。場面がわかりにくい、表現がまどろっこしい、等々。みすゞの詩がいくつも引用されているが、これはなかなか面白い。この小説を読むよりは詩集を買った方がよいだろう。 だが、みすゞの壮絶な(?)生涯を知った上で詩を読むのとそうでないのとでは、感じ方も変わってくると思う。そういう意味では、この本は読む価値はある。が、純粋に小説としてはおすすめできない。 評価:☆☆ |
あらすじ: 金子みすゞの半生を描いた小説。 映画の脚本を書いた作者が、脚本と詩を織り交ぜながら、自殺してその生涯をを閉じるまでのみすゞの人生を描く。 |
|
| 2003-10-07 | ISBN:4087473309 | |
| 書名:彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方<3> | 著者:村山 由佳 | 初出:1997 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル:恋愛小説 | 初版日:2001-06-25 |
コメント:
第3巻。喫茶店のマスターはあんまり登場しなかったな。これでは、副題の「コーヒー〜」が活きないぞ。なんてことは置いておこう。 この小説は、大学1年の男、ショーリこと勝利と、従姉のかれんの色恋沙汰なのだが、男の側の目線で書かれている。 そんな訳で、男の私としては主役の男になったつもりで読み進み、ショーリ同様に、かれんに恋をしてしまっているのであった。 嘘です。 なにしろ、じれったい二人。でも、いいのだ。畜生、全巻読んでやる。図書館には4巻と6巻があるのは確認済みだ。5もきっとあるだろう。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 進展するとみえて、なかなか思うようにすすまない勝利とかれんの「秘密の恋」。互いの心が見えなくて、不安になったりもしたけれど。そんな気分をすべて洗い流したくてふたりで来た鴨川。思いっきり海ではしゃいだその帰り、外房線の不通というアクシデントが。「…今日は、鴨川にいない?」消え入るようなかれんの言葉の意味が、ようやく理解できたとき勝利は―。はじめての、ふたりだけの夜。 |
|
| 2003-10-06 | ISBN:4087470598 | |
| 書名:キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方<1> | 著者:村山 由佳 | 初出:1994 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル:恋愛小説 | 初版日:1999-06-25 |
コメント:
先に第2巻を読んでしまって、いまさら1巻は読めない と言ったものの、悔しいから図書館で1と3を借りてきた。ショーリこと勝利18歳と、従姉のかれんが、ひょんなことから同居することになり、互いに惹かれ合うというなんと言うことのない設定。副題の「おいしいコーヒーのいれ方」に関係のある「喫茶店のマスター」という登場人物も、またごくありふれている。 若い人向きのいわゆる恋愛小説なんだけど、俺ってこういうの意外にも好きかもしれない。 なんでだろう。見る映画はSFXばかりだし、テレビドラマは見ないんですよね。 とりあえず、この2人の行く末を追いかけてみよう、と思いつつも、調べてみるともう6巻まで出ている。。。。どうしよう。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 高校3年生になる春、父の転勤のため、いとこ姉弟と同居するはめになった勝利。そんな彼を驚かせたのは、久しぶりに会う5歳年上のかれんの美しい変貌ぶりだった。しかも彼女は、彼の高校の新任美術教師。同じ屋根の下で暮らすうち、勝利はかれんの秘密を知り、その哀しい想いに気づいてしまう。守ってあげたい!いつしかひとりの女性としてかれんを意識しはじめる勝利。ピュアで真摯な恋の行方は。 |
|
| 2003-10-02 | ISBN:4087472027 | |
| 書名:僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方〈2〉 | 著者:村山 由佳 | 初出:1996 年 |
| 出版社:4087472027 | ジャンル: | 初版日:0000-00-00 |
コメント:
直木賞作家、と本の帯に書いてあったので買ってみた。同作者の本はいくつか並んでいたが、何となくこれにした。だが失敗。第2巻じゃん。一応、前作をよんでなくても楽しめるが、やっぱり失敗。いまさら第1巻を読むことはできない。。。で、感想。 設定自体は、小説や漫画ではありがち。一つ屋根の下にすむ男女が惹かれあうという設定。話のリズムは流れは悪くない。視点は男の子の側で、心理描写も自然でよい。 が最大の難点は、続き物であること。なにしろ本の終わり方が中途半端。 「つづく」っていう感じであって、確かに続編はあるのだが、一冊の本が終わっていないのだ。ソンした感じである。続きを読むかどうかは未定。 若者向きの本だし。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 5歳年上のいとこのかれんとその弟の丈と同居して1年。大学生になった勝利の毎日は不安と焦りでいっぱい。恋人でもあるかれんとの仲が、なかなか進展しないからだ。ファースト・キスを交わしたけれど、かれんは本当に僕のことを好きなのだろうか?強力なライバルの出現、そして大学での新たな人間関係と、勝利の心は休まる暇もない。シリーズ第二弾。かれんと勝利、ふたりの夏がはじまる。 |
|
| 2003-10-01 | ISBN:448002221X | |
| 書名:しんきらり | 著者:やまだ 紫 | 初出: 年 |
| 出版社:筑摩書房 | ジャンル:漫画 | 初版日: |
コメント:
漫画だけど、日常だけど、 普通なんだけど、 面白い。ここの出てくる旦那も俺も似たようなものかも。でも俺の方が絶対マシ。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: amazonの読者レビューからパクリ 山川ちはるは主婦で、女の子が二人いて、猫を飼ってて、旦那は家庭に関心がなくて・・・。 主人公ちはるの静かな孤独感と、それでも毎日生きている実感とが、ざらっと、でも嫌味なく伝わってくる、大人のための漫画です。キャラクターたちの表情や、お互いとのやり取りがとてもリアルで、心地よいです。 |
|
| 2003-09-30 | ISBN:4480023879 | |
| 書名:新編性悪猫 | 著者:やまだ 紫 | 初出: 年 |
| 出版社:筑摩書房 | ジャンル:漫画 | 初版日: |
コメント:
漫画だけど、、つまらん。よくわからん。よく考えれば、私は犬派か猫派かといえば犬の方。この漫画は猫が主人公だが、猫の気持ちは私には理解できない。 もっとも、猫が書いた漫画じゃないし、猫の気持ちなんて作者もわかってないはず。 いずれにしても、面白い漫画じゃない。 口惜しいよ。ぜんぜんわからんもの。 佐野洋子の息子に負けたってことかも。「これいいじゃん」とは思えなかった。 評価:☆☆ |
あらすじ: amazonの読者レビューからパクリ 可愛いどうぶつを登場させ、可愛く描けば、大概の人間は「まぁ可愛い」と喜ぶに違いない。いわゆる「ネコ漫画」に限らず、どうぶつ物はそういう目で見られがちである。しかしこの作品は、猫という身近などうぶつを、ペットではなく生き物として、そして家族として存在を認めている作家の鋭い感性が綴る、極めて詩的な、そして文学的な作品だ。この作家は「COM」や「ガロ」といった、非メジャーでありながら個性的で優れた作家を輩出してきた雑誌の出身であり、そのような作家であるからこそ描ける質の高い作品となっている。全ての猫好きではない、動物好きの人がぜひ読んで欲しい名作である。 |
|
| 2003-09-19 | ISBN:4822243338 | |
| 書名:背水の陣 | 著者:赤瀬川 原平 | 初出:1999 年 |
| 出版社:日経BP社 | ジャンル: | 初版日:2003-06-30 |
コメント:
日経エコに連載したもの。まえがきが3つも4つもあって、実はこの前書きがとてもつまらない。ので読むのをやめていたのだが、本編は面白い。環境がテーマのはずだが、ストレートに環境問題と論じているような堅い本ではなく、まあ勝手なエッセイだ。 著者はすでに「おじいさん」の領域なので一部年寄りじみているが、許す。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 中古カメラブームは究極の環境によいビジネスだった。通産省に対して中古省をつくれ。中古カメラから原発まで、赤瀬川節が冴える痛快エッセイ。『日経エコロジー』連載の「赤瀬川原平のホドホドロジー」をもとにまとめる。 |
|
| 2003-09-17 | ISBN:4101354111 | |
| 書名:ふつうがえらい | 著者:佐野 洋子 | 初出:1991 年 |
| 出版社:新潮社 | ジャンル: | 初版日:1995-03-01 |
コメント:
前に読んだ同著者の「がんばりません」と同じようなもの。大した違いはない。つまり「おばさん」の本。同じように面白く、同じように疲れた。実はこの2冊の佐野洋子は、図書館で「文庫本」を選んでいたら2才の息子が「これがいい」といって選んだもの。佐野洋子が絵本作家であることを知っていたのかな。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 私嘘つきなの。嘘つくの大好きなの―そう言って、佐野洋子はふっふっふっと笑う。オンオン泣いて、ゲラゲラ笑い、ホンネを吐いて生きるのを楽しむ。「正義」ってものが大嫌いで、好きな人とはめっちゃくちゃ愛しあう。ハハハ、だって勝手じゃん。嘘のようなホントもあれば、嘘よりすごいホントもある。男も女も子供も読め、涙がでるほどおもしろい、元気がでてくるエッセイ集。 |
|
| 2003-09-10 | ISBN:410135412X | |
| 書名:がんばりません | 著者:佐野 洋子 | 初出:1985 年 |
| 出版社:新潮社 | ジャンル: | 初版日:1996-01-01 |
コメント:
おばさんの書いた本。至る所に「おばさん臭」がするが、オバタリアンではない。短いエッセイがたくさんあって、一つ一つは面白いし、きちんとしている。でも、やっぱり一冊の本になるとつらい。少々疲れた。 この著者は、本業は「絵本作家」らしい。 「大人のための辛口エッセイ」なんて論もあるが、全然でたらめ。ただのエッセイ。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 気が強くて、才能があって、自己主張が過ぎる人。他人のまめまめしさと律義さに、ぼう然としてしまう人。本好き女の離婚確率がわかってしまう人。近頃ダスティン・ホフマンは立派すぎると心配している人。小説は全部恋愛小説なんだと思っている人。寝転んでひたすら活字をなめ回していたい人。がんばり過ぎているあなたのために佐野洋子の本はあるんです。大人のための辛口エッセイ。 |
|
| 2003-09-05 | ISBN:4794916981 | |
| 書名:ユートピアだより ウィリアム・モリス・コレクション | 著者:ウィリアム・モリス | 初出: 年 |
| 出版社:晶文社 | ジャンル: | 初版日:2003-06-30 |
コメント:
...読めん、気味わりい。100ページほど読んだが、面白みがない。もともと暇つぶしで始めた読書だが、こんな本を読んでつぶすほど、私の「ひま」は無価値ではない。もしかしたら、最後まで読めばいいことがあるのかもしれないが、読み進めない。。。さようなら、この本よ。 ここにかかれているのは本当にユートピアといえるのか? 否である。(100ページまでの話ね。その先はわからない) 評価:☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) ある朝目を覚ますと、200年後のロンドンだった。そこでは貨幣はすでに使われず、学校は廃止され、あれほど汚れていたテムズ川は澄みわたり、人々は「喜びとしての労働」に従事している-。不朽のユートピア・ファンタジー。 |
|
| 2003-09-03 | ISBN:4569611591 | |
| 書名:サイモン36の法則 女と男の不思議がわかる | 著者:柴門 ふみ | 初出:1997 年 |
| 出版社:PHP研究所 | ジャンル: | 初版日:2000-06-29 |
コメント:
面白い。そうそう、そうだよ。あるある〜。言われてみればそうだよなぁ。という法則がイッパイ。 ところで、「柴門ふみ」ってテレビで東京ラブストーリィが流行るまで「シモンふみ」と読んでいた。あれはコミックモーニングだっけ?この雑誌はよく読んだ。でも東京〜は飛ばしてしまって読んでなかったけど。。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) どうしてこんなに男の心がわかるのかしら?人間心理のツボのツボを、人気漫画家フーミンがオモシロスルドクついた、元気の出る、潔さNo.1エッセイ。 内容(「MARC」データベースより) 「同性に嫌われるタイプが異性に好かれる」「性格のいい美人は、醜男の情熱に負ける」など、人間心理のツボのツボをオモシロスルドクついたエッセイ集。月刊誌『ほんとうの時代』に連載されたものをまとめる。 |
|
| 2003-09-01 | ISBN:4840107491 | |
| 書名:100人の森博嗣 100 MORI Hiroshies | 著者:森 博嗣 | 初出:2001 年 |
| 出版社:メディアファクトリー | ジャンル: | 初版日:2003-03-30 |
コメント:
森 博嗣って誰?知らないなぁ。「ひろつぐ」じゃなくて 「ひろし」か。ミステリー作家らしい。しかも建築系の助教授(名大)らしい。それなりに人気があるらしい。そして文章は読みにくい。きっとオタクだろう。なにしろ括弧が多い。括弧が多い人は文章が下手な証拠。ちょっと考えれば、括弧なしで読みやすくすることは簡単なはずだけどそれができないんだよ。 でも、内容はそれなりに面白かった。かなり自分勝手な内容だが、この本はエッセイみたいなものだから許す。とはいえ、この人のミステリーを読んでみたいとは思わなかった。 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 助教授を続けながら、年間に15冊も刊行。鉄道模型マニアとして、自宅には自作の庭園鉄道も走るスーパーマルチタスクな作家の周辺。エッセイや書簡、インタビューも収録。 |
|
| 2003-08-29 | ISBN:4894562456 | |
| 書名:東京難民殺人ネット | 著者:村上 政彦 | 初出:2000 年 |
| 出版社:角川春樹事務所 | ジャンル: | 初版日:2000-02-08 |
コメント:
ミステリー。ネット上の有料サービス、「クライムネット」に集う人々による推理 というのが舞台。ネットに親しみのある人にとっては、この変わった設定でもなじめるだろうが、そうでない人は読むのがつらいかも。 え?ほう。。。そうくるか。そういう終わり方かね。納得できねぇなぁ、俺には。作者の意図がわからないねぇ。というわけで、読み進むのは面白かったが低評価。 この手の本はネタばれするわけに行かないのがコメントを書きづらい。 評価:☆☆ |
あらすじ: 事実―東京都内のクリーニング店の裏庭より、ミイラ化した子供の遺骸が発見された。管轄の下山署では、遺体の身元確認を急ぐとともに、行方不明となっているクリーニング店の家族の捜査に全力をあげている。梗概―ネット上に表れた「クリーニング店の敷地内に子供の死体が埋まっている」という読者からの投稿。その投稿により右の事件が発覚した。そして、この事件はネットの読者たちにより、語られることとなる。―コンピューターネット上で推理される事件。事実、噂、偏見、憶測、虚言が渦巻く虚構世界であなたは、真実という名の結末を迎えることができるか?気鋭作家による実験的本格ミステリー、書き下ろし。 内容(「MARC」データベースより) ネット上に表れた「クリーニング店の敷地内に子供の死体が埋まっている」という投稿によりミイラ化した子供の遺骸が発見された。コンピューターネット上で推理されるこの事件に真実という名の結末はあるか!? |
|
| 2003-08-25 | ISBN:406211352X | |
| 書名:超高層マンション、暮らしてみれば… | 著者:加藤 純子 | 初出:2002 年 |
| 出版社:講談社 | ジャンル: | 初版日:2002-06-20 |
コメント:
マンションがいいか、それとも戸建てにすべきか。そんなことを悩んでいる私なのでこの本は参考になった。高い階にすむと、出不精になるそうだ。それは納得できる。4階にすむ今でさえ、外に出るのはおっくう。 そのほか高層マンションならではの楽しみ、悩み等をつづる本。実体験だけにリアリティがあるが、楽しく書いてあるので読み物としても面白い。 やっぱり戸建てがいいかなぁ。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 出版社/著者からの内容紹介 十数年の実体験で書いた住み心地のすべて! やっぱり揺れるの?バルコニーで植物は育つの?風は強いの?台風、雷のときってどう?子どもは大丈夫?高度感覚がマヒしない?修繕に時間がかかるんでしょ?火事のときはどうだった? ――そんな疑問にお答えします。 超高層の魅力はなんといっても、その眺望にある。解放感のある空間から、煌めく都市の夜景が、日々、思いのままに満喫できるのだから。それがハレの日の出来事ではなく、日常なのだ。――あとがきから 内容(「MARC」データベースより) 超高層マンションってどんな感じ? 風は強いの? 高くて怖くない? でも眺望はすてきでしょ…。超高層マンションに十数年住む著者が、生活の問題や住み心地、泣き笑いの体験をつづる。 |
|
| 2003-08-24 | ISBN:4101111278 | |
| 書名:梔子の花(くちなしのはな) | 著者:山口 瞳 | 初出:1987 年 |
| 出版社:新潮社 | ジャンル: | 初版日:1995-05-01 |
コメント:
ダメ。ぜんぜんダメ。 短編42編。週刊誌見開きで連載していたもので、各週完結。だが、ほとんどの作品は作品としての完成度が低い。読んで面白かったのは数えるほど。巻末に寄稿していた来生えつこは絶賛していたが、ほめすぎである。短い作品を作るのは大変なのかもしれない。週刊誌に連載している状態はよいのかもしれないが、本としてまとめると面白くないのだろう。 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 忘れられないことがある。思い出せないこともある。胸に去来する様々な感慨。ホント、人生いろいろありました。同窓会を開けば、ひとり、またひとりと出席者が減っていく。そんなとき、一抹の寂しさを感じるけれど、これからの人生だって、捨てたもんじゃない。まだまだ、これから、これから。さりげない人生の彩りをすくいあげ、歳時記風に綴る滋味豊かな短編42篇。 |
|
| 2003-08-21 | ISBN:4877285776 | |
| 書名:友よ | 著者:五木 寛之 | 初出:1995 年 |
| 出版社:幻冬舎 | ジャンル: | 初版日:1998-04-25 |
コメント:
26編の手紙。雑誌か新聞の連載だろうか。26編ということは、週1回でちょうど半年。でも、特にそのようにはかかれていなかったな。 Aさんへ、からアルファベット順に宛た手紙形式のエッセイである。手紙形式なので、通常のエッセイとは文体が異なり、話しかけるような感じになっている。それぞれは面白いし、これが連載なら毎回楽しみだろう。しかし、一辺に読むのはちょっと疲れます。やや説教じみたところもありますし。 それでも、まともな作家のまともな作品を読んだのが久しぶりなので、楽しんだ。でも☆は3つ 評価:☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2003-08-20 | ISBN:4198918236 | |
| 書名:とろける部屋 | 著者:田中 雅美 | 初出:1999 年 |
| 出版社:徳間書店 | ジャンル:エロ小説 | 初版日:2003-01-15 |
コメント:
市立の図書館で借りたのだが、エロ小説だった。初出が「問題小説」であるところの短編集。全体の3/4が行為の描写に費やされていて、ストーリーというのはほぼないと言ってよい。AVと同じですな。 って、読むなよ>俺。 市立の図書館にこんなものがあるとは。。。体裁はふつうの文庫本。ちょっとエッチかなと思って借りたのだが、予想以上でした。 評価:☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 「わたし、ずっと願ってたの。木山君にまたあんなふうにいじめられたいなって。いじめられて、いやらしいことされたいって」令子は、木山のなかに埋もれた幼い日の妖しい記憶を呼び覚ました(表題作「とろける部屋」)。行きずりに出会った亜依の甘美な魅力と奔放なセックスに溺れていく小田。だが亜依は忽然と小田の前から姿を消した…(「流れる花」)。性愛の機微を情感あふれる筆致で描いた官能名篇集。 |
|
| 2003-08-18 | ISBN:4344003276 | |
| 書名:ももこのおもしろ宝石手帖 | 著者:さくらももこ | 初出:2003 年 |
| 出版社:幻冬舎 | ジャンル: | 初版日:2003-04-25 |
コメント:
さくらももこに宝石は似合わない。と言ってしまっては失礼だろうか。さて、この本はさくらももこが自分の宝石を自慢し、ちょっと仕入れた知識をひけらかしているもので、若干嫌味である。読み物としては3流。しかも必ずしも正しい知識ではないようだ。トルマリンは年中マイナスイオンを出しているわけではないよ。 対話形式をとっているが実際の対談録ではないだろう。以前何かで読んだが、対話形式というのは一番簡単な逃げ道だそうで、文章の下手な人に多いとか。 さくらももこの評価を大幅に下げる一冊。 評価:☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) パライバトルマリン、ルビー、サファイア、エメラルド…。宝石の種類や価格の目安、原産地等を面白おかしく紹介する、さくらももこの爆笑宝石エッセイ。 |
|
| 2003-08-17 | ISBN:4901825143 | |
| 書名:デジタル時代の著作権最新Q&A 「知らなかった」ではすまされない | 著者:酒井 雅男 (著), メディアトゥデイ研究会 (著) | 初出:2003 年 |
| 出版社:ユーリード出版 | ジャンル: | 初版日:2003-06-30 |
コメント:
著作権をクリアにして他人の著作物を利用とすれば、いろいろな関門をクリアしなければならない。この本を読めば、個人ではTV作品やCM,CDなどの一部を利用してホームページ等に公表することは事実上、不可能といえそうである。国内の音楽についてはJASRACを通して利用することも可能だが、写真等の利用は権利関係が複雑で、それをクリアにするには多数の権利保有者から許諾を得なければならない。こうしたことをQ&Aの形式をとって具体的な事例とともに紹介しており、なかなかわかりやすい。しかし、個人でホームページを運営している身としては、とてもうんざりするのも事実。 判例集は事実だけに読み応えがある。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) パーソナル・メディア時代の著作権と肖像権について、マスコミの現場で感じた疑問や実際に起こったトラブルをもとに解説。キャンディ・キャンディ事件、どこまでも行こうVS記念樹事件など、判例集も充実。 |
|
| 2003-08-16 | ISBN:4838712901 | |
| 書名:体の贈り物 | 著者:レベッカ・ブラウン (著), 柴田 元幸 | 初出:1999 年 |
| 出版社:マガジンハウス | ジャンル: | 初版日:2001-02-22 |
コメント:
エイズ患者を世話するホームケア・ワーカーの視点からその活動を語る。決してお涙ちょうだいでもなく、かといってエイズ患者保護活動を訴えるでもなく、ドライで淡々とした感じもするが、それでも読んでみる価値はある。 ただ、タイトルの付け方は疑問符を付けてしまう。贈り物(Gift)って何さ。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) エイズ患者を世話するホームケア・ワーカーを語り手とし、彼女と患者たちとの交流をめぐる、生と死の、喜びと悲しみの物語。雑誌『オリーブ』、『鳩よ!』に掲載された7編に、初訳3編を加える。 |
|
| 2003-08-15 | ISBN:4804702873 | |
| 書名:沈黙はこわくない 話し方のヒント | 著者:下重 暁子 | 初出:1994 年 |
| 出版社:大和出版 | ジャンル: | 初版日:2001-04-08 |
コメント:
訥弁(とつべん)であってもいい。ベラベラと絶え間なくしゃべり続ける軽薄タレントのような話し方では、誰も印象に持ってくれない、という。話にもうける「間」が大切なのだ。元NHKアナウンサーである筆者も、実は話をするのは苦手なのだというが、それでもアナウンサーとして仕事をし続けた経験から語られる本書の内容はわかりやすく説得力もある。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 饒舌でなくていい。間や沈黙があっていい。考えて「ことば」を選ぼう。心をうまく伝えるために。 内容(「MARC」データベースより) 会話がとぎれた時、「何か話さなくては」と不安にかられることはないだろうか。でも話のなかの沈黙には、とても大事な意味がある。饒舌でなくていい。間や沈黙があっていい。心をうまく伝えるために「ことば」を選ぼう。 |
|
| 2003-08-13 | ISBN:404898120X | |
| 書名:ラブリー・ボーン | 著者:アリス・シーボルド (著), 片山 奈緒美 (翻訳) | 初出:2002 年 |
| 出版社:アーティストハウス | ジャンル: | 初版日:2003-05-26 |
コメント:
アメリカの本。もちろん訳本。400ページを超える分量だが、結構引き込まれる。 レイプされ、殺されてしまった14歳の少女とその家族の物語。少女は天国から家族を見守り、子を失った父母妹弟の心理と成長を描く。天国の少女、という視点もおもしろい。アメリカではミリオンセラーかつロングセラーであるという。読む価値はあるとおもう。期待通りの結果ではないかもしれないが、それでも後味は悪くない。 巻末に斎藤由貴が寄稿しているが、ネタばれがあるのでここを最初に読んではいけない。☆☆☆☆☆ 評価:☆☆☆☆☆ |
あらすじ: Amazon.co.jp 1973年、雪の降る12月のある日のことだった。14歳のスージー・サーモン(魚の「サーモン」みたいな名前と彼女は言っていた)は学校から家に帰る途中、トウモロコシ畑の中に穴を掘って作った地下の隠れ家に誘い込まれた。そこで彼女は残忍にレイプされ殺害されてしまう。連続殺人の新たな犠牲者となったスージーは、その男を知っていた。それは近所に住む男、ハーベイだった。 アリス・シーボルドのせつなさが胸にしみる感動の小説デビュー作『The Lovely Bones』は、「人生は永遠に昨日のこと」となってしまった天国からスージーが語り手となって話を展開する。スージーは天国から彼女の死を悲しむ家族や友だち、そして憎き殺人犯や彼女の事件を追う刑事の様子を見守る。著者シーボルドは、すべての人はそれぞれ自分なりの天国を持っていると言う。スージーの天国は郊外のハイスクールにある運動場やその風景に似ていた。そこは彼女が望んでいた「先生がいなくて…、美術の時間以外は教室に入らなくてよくて…、男の子がお尻をつねったり、『臭い』なんて言ったりしなくて、教書は雑誌のセブンティーンとかグラマーとかヴォーグ」という「最も素朴な夢」でできた天国だった。 『The Lovely Bones』は一風変わっているが、主人公が大人になっていく様子を描いた感動の物語である。スージーは失ってしまった世界にしがみつきながらも自分自身の死を受け止めようと格闘し、『My So-Called Afterlife』のように、長年にわたり家族が生きていく様子を追いかけていくのだ。スージーの家族は悲しみに崩壊する。父は殺人犯を突き止めることを心に誓い、母は家族から去り、弟のバックリーは家族の死の意味を理解しようとし、妹のリンジーは数々の衝撃的な出来事を10代から青年期を通してスージーとともに経験する。また本書の中では、不慮の出来事、そしてやり残してしまったことが随所に描かれている。スージーは生前に経験した男の子とのたった一度のキスを思い返して「まるで事故のようなもの。ガソリンの中にふと見えるきれいな虹みたい」と言う。 ときには感傷的になるものの、『The Lovely Bones』は喪失感と深い悲しみを越え、人間が生きていく姿を描いた感動の物語である。また、登場人物のキャラクターが物語をよりいっそう際立てる。そして著者シーボルドは壮大な結末を用意している。いくぶん、すべての人々にとってうまくいきすぎている結末ともとれるが、しかし天国とはそのような幸福な結末で満ちあふれている場所だと考え、想像せずにはいられなくなる。(Brad Thomas Parsons, Amazon.com) |
|
| 2003-08-12 | ISBN:4022569433 | |
| 書名:いろいろの哀しみ | 著者:白石 公子 | 初出:1996 年 |
| 出版社:朝日新聞社 | ジャンル: | 初版日:1996-02-15 |
コメント:
著者の名は「しらいし こうこ」と読むそうだ。ちょっと変わった環境の姉弟、父母の物語。主人公は姉のみさをで、その家族に起こる出来事と、揺れる精神状態を追っている。読みやすい文体なので、入り込みやすい。特異な状況設定なので若い女性の心理状態として的確かどうかよくわからないが、一応は家族愛の物語。この女性、立ち直ったのか否か、物語の最後までいっても、私にはよくわからなかった。 ☆3つ。(って、何よ) 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) みさを23歳。高級エステティックサロン経営者の娘。次々と恋人を替える母親に反発し、ギリシア彫刻のような美男子の弟・民雄と完璧に掃除された「無菌室」のような部屋に住む。ある夜遅く、みさをが不倫相手との密会から帰ると、弟は顎から多量の血を流して、母の部屋に駆け込んでいた。それは、姉弟で作り上げた「閉ざされた空間」につけられた、小さなキズになっていった。その日を境いに、みさをの神経はバランスを失い、まるで調律の狂ったピアノのようになり、過食症となってしまう。癒されていく心の軌跡を追った物語。最愛の弟とのコミュニケーション不全から、精神に変調を来たした姉。過食症になってしまった若い女性の心の内側を描く、著者初の小説。 内容(「MARC」データベースより) みさをは次々と恋人を替える母親に反発し、美男子の弟・民雄と「無菌室」のような部屋に住むが、ある日を境いに、精神に変調をきたす。過食症となってしまった若い女性の心の内側を描き、癒されていく心の軌跡を追った物語。 |
|
| 2003-08-09 | ISBN:4834250644 | |
| 書名:21世紀の絶対温度 科学者の眼から見た現代の病巣の構図 | 著者:中村 修二 | 初出:2002 年 |
| 出版社:ホーム社 | ジャンル: | 初版日:2002-04-10 |
コメント:
中村修二の本を読むのは2冊目。人間には多種多様の特質(個性)があり、エントロピーの法則からみて、そうした人々がばらばらに存在するのが自然なのである。つまり、同種の人間を集めたりするのはエントロピーの小さな状態であり不安定になる と彼はいう。 ということは、社会秩序の維持というのも不自然な状態であり不安定といえてしまうのではないか。もし社会が無秩序であればそれが安定なのか。そんな馬鹿なである。要はバランスなのであろう。バランスって便利な言葉だな。 一方で彼は、911の自爆テロは米国の一国支配という状況に向かいつつある、つまりエントロピーが小さくなり不安定な状態に向かいつつある状況に対して、エントロピー増大則に従い発生したものであり、不可避であったのかもしれない と嘆く。 世界の動きをエントロピーで言い表すというのはなかなかおもしろいが、理系の人間でなければかえってわかりにくいだろう。 あとは、日本の制度に対する批判が多い。これもエントロピー則に反する状況という。つまり、没個性の一流大学出の集まる企業というのは、不自然な状態である。などなど。 なんだかんだいっても、日亜と中村氏の確執の部分がおもしろい。この本を信じるならば、日亜化学ってサイテーってことだ。 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 「青色発光ダイオード」を発明し、「エントロピー増大の法則」で米国の同時多発テロを考察した注目の科学者が、病める日本の現状を憂えて放つ批判と提言と再生の書。 |
|
| 2003-08-06 | ISBN:4062113309 | |
| 書名:ぐずべり | 著者:清水 博子 | 初出:1999 年 |
| 出版社:講談社 | ジャンル: | 初版日:2002-10-15 |
コメント:
なんじゃこりゃ。というのが感想。おすすめしない。起承転結という言葉があるが、この本では、起も、承も、転も、結も あるのかないのかわからない。そして一つの文が長い。作者の表現方法なのだろうが、なにしろ読みにくいのだ。 主人公は藍田亜子という名の女性。その女性が中学生のときから物語は始まる。MARCデータベースの書評には、「少女の機微を清冽に描く」となっているが、私にはウダウダとしかもあえてわかりにくく書いているようにしか思えなかった。 読みにくい原因は他にもあった。それは、私が漢字を読めなくなってしまっていたからだ。こんなにも字が読めないとは、新たな発見。登場人物の名前が読めない。藍田亜子は読めるが、その他いろいろ出てくる人には読めない名が多かった。こころのなかで○×などと勝手に読み方を決めてしまうのだが、それだと本がつまらなくなってくる。これは自分のせいなのだが、いずれにしてもつまらない本だった。 もう一度読めば、もっとよくわかって、もしかしたら面白いかもしれないな、という気はするのだが、読む気になれない。図書館の本だからすぐ返さなくちゃならないしね。 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 北海道の大地で生まれ育った主人公の少女は、あまりに多感で敏感。周囲の人間たちと摩擦の中、自分の物語はどんどん拡大してゆく。硬く脆い殻の中。少女の機微を清冽に描く。 |
|
| 2003-08-04 | ISBN:4569629067 | |
| 書名:道徳の教科書 善く生きるための八十の話 | 著者:渡辺 毅 | 初出:2003 年 |
| 出版社:PHP研究所 | ジャンル: | 初版日:2003-06-11 |
コメント:
人間の価値は、いかに生きたかにある。そしてその手本は歴史にある。ということで、主に歴史上の人物を取り上げてそのエピソードを紹介し、いかに考え、いかに生きたかを述べている。読み物としては面白い。各エピソードは簡潔にまとめられており、これだけ多数の逸話等が読めるものはなかなかないだろう。手元に一冊おいて置いてもよいかな、と一時は思った。しかし、どうにも話を美化しすぎているようだ。史実には必ず陰の部分もあるがそういったところは一切省略されており、全くの美談のみになっている。これはとても気持ち悪い。一番最後は、「神風特攻隊」が自己犠牲愛の象徴として紹介されてしまっている。幻滅。 それでも、それなりにまっとうなことが書かれているので、よしとする。 評価:☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 吉田松陰、二宮金次郎、高田屋嘉兵衛…。偉大な先人たちの生き方や古典の書物を通じて、現役中学校教諭が語りかけた「魂の授業」を再現! 「人生の価値」がわかる! |
|
| 2003-08-03 | ISBN:4104073032 | |
| 書名:さくらえび | 著者:さくら ももこ | 初出:2002 年 |
| 出版社:新潮社 | ジャンル: | 初版日: |
コメント:
さくらももこのエッセイ集。雑誌「富士山」に掲載されたものを集めたらしい。さくらももこの本を読んだのは初めてだが、まぎれもなく「まるこワールド」。ほんとにこんな爆笑人生を送ってるのだろうか。それとも些細なことを面白く書くのが上手なのかな。息子にじぶんが「さくらももこ」であるとばれないようにしているっていうのが面白い。そのために、偽のTV番組まで作ったとか。サンタクロースの例を挙げるまでもなく幼児に嘘をつくことはよくあるが、何もそこまでしなくても。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 父ヒロシが飼ったコイはどうなった? 息子と作る絵本とは。冬の北海道である人との爆笑トーク…。日常・家族・友人の最新爆笑エッセイ。『富士山』連載の中から日常生活をテーマとしたエッセイをよりぬき、書下ろしを加える。 |
|
| 2003-08-02 | ISBN:4104507024 | |
| 書名:ぬしさまへ | 著者:畠中 恵 | 初出:2002 年 |
| 出版社:新潮社 | ジャンル: | 初版日:2003-05-20 |
コメント:
江戸の大商店の病弱な若旦那。実は妖怪の孫。そんなわけで、若旦那の回りにはお守りの妖(あやかし)が取り巻いている。事件が起き、妖したちが情報収集を。そして若旦那の名推理。6つの短編からなる。読み物としては面白い。設定もなかなか絶妙だと思う。ただし、肝心の謎解きの謎はそれほどこんがらがっていなくて比較的単純。短編だからちょうどいいかな。 ちょっと変わった推理小説を読みたい向きにはいいかも。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 身体が弱くて繊細で力もないけど、どんな事件もたちまち解決! それは強い味方がついているから!? 健気な若だんなと妖怪たちが繰り広げる洒落っ気たっぷりの痛快人情推理帖。 |
|
| 2003-08-01 | ISBN:4093874476 | |
| 書名:医者の私ががんに罹ったら あきらめない 治療最前線とベスト療法 | 著者:平岩 正樹 | 初出:2003 年 |
| 出版社:小学館 | ジャンル: | 初版日:2003-06-20 |
コメント:
最初は、お医者さんの闘病記かと思ったら違った。「がんについて、よく知ってほしい」というのが著者の思い。がんの種類による特徴の違い、治療法の違いや、がんの種類別の治療法の実際についてわかりやすく、やさしくかかれている。とはいえ、小説とは違って専門用語や知らないカタカナがたくさん出てくるので読みやすくはない。 著者の力点の一つは、「抗がん剤」=悪とされる(患者側の)風潮に対する無念さである。この本を読めば抗がん剤への抵抗はなくなるだろう。 日本人の2人に1人ががんになる時代だとか。自分がいつがんになってもおかしくない。手元に置いておきたい一冊。 がん保険に入ろうかなぁと本気でかんがえてしまう。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 規制の枠をかいくぐり、あらゆる手段を講じ、決してあきらめない-。「ブラックジャック」と呼ばれる注目の外科医が語る、癌に対する最適の治療とは? |
|
| 2003-07-30 | ISBN:430901500X | |
| 書名:世界がはじまる朝 | 著者:黒田 晶 | 初出:2001 年 |
| 出版社:河出書房新社 | ジャンル: | 初版日:2002-09-20 |
コメント:
毎朝目が覚めると前日までの記憶を忘れてしまっているという病気の14歳の女の子という突拍子もない設定。なかなか想像できない状況に置ける少女の心理を描いており、おもしろいことはおもしろいが、なかなかなじめない。読んでいないが、前作「メードインジャパン」があまりに衝撃的でそれに対比しておとなしすぎるとの評もあるようだが、この本は決しておとなしいとは思えない。ドラッグだのセックスだの14歳の少女の心理描写にしてはいささかやりすぎ。お薦めはしない一冊。
評価:☆ |
あらすじ: Amazon.co.jp 『メイド イン ジャパン』で衝撃のデビューを飾った黒田晶だが、2作目となる本書では、1人の少女の視線を借りて、思春期がはらむ世界への違和感をリアルに描いている。 主人公は、ニューヨークに住む14歳の少女ルビー。母親と彼女の愛人のリカオンと3人で暮らすルビーであったが、14歳の誕生日以後の記憶を忘れてしまう原因不明の病気にかかってしまう。病気の原因をニューヨークという街の抑圧だとする母親に促されたルビーは、東京に住む父親デイヴィッドの元へ一人旅立つ。父親はゲイで、ジェッシイという若いモデルと暮らしていた。東京の街に溶け込めず、週に一度、精神科医の元に通う以外は目的のない時間を過ごすルビーだったが、東京に来てから記憶を保持できるようになりつつある自分を意識しだしていた。ある日、ジェッシイに連れられて行ったスケートパークで、ルビーはスケボーをする日本人少年ケイゴと出会う。急激に親しくなり、完璧な愛を成就しようとする2人であったが、ルビーの病は次第に悪化していく。忘却と闘う中で、ルビーは1つの真実にたどり着く。 1人の少女の内面に深く入り込み、心理の動きを正確にトレースしていく著者の筆は、たぐいまれなる恋愛心理小説を生みだした。他者として東京にやって来たルビーの内面と完全にシンクロした街の描写は、特に注目されよう。自分の意志とは関係なく消去されてしまう記憶の病いと果敢に闘うルビーの姿が切ない。この作品は、特別な病いにとりつかれた少女の物語ではない。思春期一般への、ひいては他者や社会との関係を記憶によって構築していかねばならない人間という存在への根源的な問いかけを含んだ普遍的な物語なのである。(榎本正樹) 内容(「MARC」データベースより) 目が覚めて、また新しい一日なのだと気づいたら、涙が少し出た。あたしは病気だ。毎日、すべてを忘れていく病気だ。あたしは、ケイゴのことも忘れてしまうのだろうか…。14歳の女の子ルビーの物語。 |
|
| 2003-07-26 | ISBN:4101018162 | |
| 書名:異人たちとの夏 | 著者:山田 太一 | 初出:1987 年 |
| 出版社:新潮社 | ジャンル: | 初版日:1992-11-25 |
コメント:
泣ける本などだという。妻もそういうし、amazonのレビューにもそう書いてある。たしかに、父母そっくりな人物とのやりとりは懐かしさを含め、感動を呼ぶ部分ではあるが、決して涙を誘うものだとは感じなかった。 ネタばれするのもなんなので詳細は書かないが、読んで損はない。映画化されているようなので、ビデオがあるなら借りて見てみようとおもう。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 妻子と別れ、孤独な日々を送るシナリオ・ライターは、幼い頃死別した父母とそっくりな夫婦に出逢った。こみあげてくる懐かしさ。心安らぐ不思議な団欒。しかし、年若い恋人は「もう決して彼らと逢わないで」と懇願した…。静かすぎる都会の一夏、異界の人々との交渉を、ファンタスティックに、鬼気迫る筆で描き出す、名手山田太一の新しい小説世界。第一回山本周五郎賞受賞作品。 |
|
| 2003-07-25 | ISBN:4087745317 | |
| 書名:肉体のファンタジア | 著者:小池 真理子 | 初出:1997 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日:2001-06-10 |
コメント:
体の部分18カ所それぞれを題材にかかれたエッセイ集。すべて、「官能」がテーマなので若干エロチックな部分もあるが、いやらしくはない。連載ものを集めたためか、それぞれのエッセイはちょうどよい長さであって読みやすい。おもしろかった。最初にでてくるテーマは「骨」。鎖骨の綺麗な女性はセクシーでいいね。 前書きも後書きも、そして解説もない珍しい構成。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 唇に、声に、乳房に―18の肉体のパーツに刻まれた官能の記憶。 内容(「MARC」データベースより) 「唇」初めて交わすキスだけが、官能の扉を押し開く鍵なのだ。「声」昔つきあった男の声は全部、覚えている…。肉体のパーツに刻まれた官能の風景と記憶を辿る18のエッセイ。『青春と読書』連載をまとめる。 |
|
| 2003-07-23 | ISBN:4871540421 | |
| 書名:スウェーデンはなぜ少子国家にならなかったのか | 著者:竹崎 孜 | 初出:2002 年 |
| 出版社:あけび書房 | ジャンル: | 初版日:2002-11-01 |
コメント:
スウェーデンは女性の就業率が高い上に、出生率も高いという。その理由は高度に充実した社会制度にある。7万人の都市に保育所が138!。しかし、本を読み進むにつれ、高度に統制された社会主義のようにさえ感じる。スウェーデンは地上の楽園(笑)になりうるのか。 ちょっと気持ち悪い国とさえ感じてしまった。日本よりは良さそうだが。。。 まじめな本は疲れるなぁ。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 日本の少子化克服の道をスウェーデンから学ぶ。福祉先進国のスウェーデンは、諸政策の充実で少子化を免れることに成功した。その具体的方策をスウェーデン通の著者がわかりやすく記す。 |
|
| 2003-07-21 | ISBN:4837918727 | |
| 書名:考える力、やり抜く力 私の方法 | 著者:中村 修二 | 初出:2001 年 |
| 出版社:三笠書房 | ジャンル: | 初版日:2001-02-25 |
コメント:
前半は、こいつ、天狗になってんじゃないよっていいたくなるような嫌味な感じがしたが後半はまとも。青色ダイオードは、こうやって生まれた というより、こういう境遇の著者だからこそ生まれたという。まねをすることは無意味だがある種参考になる一冊。 評価:☆☆ |
あらすじ: Amazon.co.jp 「井戸は水がでるまで掘れ」と著者は言う。もし、灼熱の砂漠でこう言われたら、「そんな無茶な」「資金がない」「人手不足だ」「採算がとれない」――。多くは、きっとあきらめるだろう。世間では、こんな人々の反応を「常識」という。が、「非常識」な著者ならこう答えるだろう。「地球という星には水が存在する。だから、ここから、必ず水はでる」と。 本書は世紀の大発明をたった1人でなしえた男の「感動の物語」である。著者は、一昔前の日本で、そこかしこに存在した頑固な職人魂を持つ男である。「二十世紀中には絶対無理」と言われていたノーベル賞級の発明「高輝度青色発光ダイオード」の誕生話が書かれた本書は、著者の子ども時代の話や学生時代に出会った裕子夫人とのエピソードもあり(虫くいだらけの穴のあいたセーターを着ていた彼を大学生で見出した夫人には人を見る力が先天的に備わっていたのだろう)半自叙伝風でおもしろい。実験設備の整っていない地方の中小企業、度重なる失敗、会議にも電話にも出ず実験に没頭した日々、会社命令のあいつぐ無視、日本の学会の冷たい反応…。これでもかというほどの困難が襲うが著者は決してめげない。追い詰められてこそ力を発揮する楽天家なのである。 「自分を信じて突き進む勇気さえあれば、成功は現実のものとなる。大きな成功はつい目と鼻の先に転がっているのだ。それをつかむもつかまないも、ひとえにあなた自身の目的への執念と発想の転換にかかっている。考える力、やり抜く力にかかっている。そして、すべてはここから始まる」という言葉にあらためて勇気づけられる人もいるだろう。(稲川さつき) |
|
| 2003-07-15 | ISBN:4535562016 | |
| 書名:ちゃんと育てればストレスに強くなる | 著者:松岡 素子,松岡 洋一 | 初出:2003 年 |
| 出版社:日本評論社 | ジャンル:実用 | 初版日:2003-05-25 |
コメント:
図書館で借りた。子育てに関していえば、「典型的なNGお父さん」の私。すぐ怒るし、頭ごなしに命令するし。そういうことはいけないことと、書いてあります。そりゃ、わかってるんだけどねぇ。 とはいえ、育児書ではないのでどうしろと明確に書いてあるわけではない。ストレスの意味と影響、そしてつきあいかたのヒントが書いてある(のかな)。 好きなジャンルの本ではないが、これを読んだおかげですこしは子供に優しくなれるかな。(無理無理) 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 親が気づかない子どものストレス。そんな子どものサインを見逃さず、ストレスに強い子どもに育てるノウハウを満載。実際のケースを織り交ぜながらストレス解消法を伝授。 |
|
| 2003-07-13 | ISBN:4195694019 | |
| 書名:志賀高原殺人事件 | 著者:西村 京太郎 | 初出:1989 年 |
| 出版社:徳間書店 | ジャンル:推理小説 | 初版日:1991-10-15 |
コメント:
十津川警部だ〜。最後の謎解きがいまいちかもしれない。というのは、最後の方で警部が一気に推理してしまうのだ。 一応は少しずつ真実がわかってきて少しずつ推理が進むのだけど、最後の方での急な推理の進展はやりすぎと思う。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 警視庁捜査一課・清水刑事の恋人、広田みや子は子供の様な表情と暗いかげりをあわせ持つ謎めいた女性だった。その素顔が見えてくるのではという期待から、清水はみや子を志賀高原へのスキー旅行に誘う。が、清水の眼の前でみや子が射殺されたのだ。みや子が残したダイイング・メッセージ「クロヒメに…」とは?十津川と亀井が捜査にのり出すが、やがて、第二、第三の殺人が…。長篇ミステリー。 |
|
| 2003-07-12 | ISBN:456962457X | |
| 書名:素人のように考え、玄人として実行する 問題解決のメタ技術 | 著者:金出 武雄 | 初出:2003 年 |
| 出版社:PHP研究所 | ジャンル:ビジネス | 初版日:2003-06-23 |
コメント:
日本人は自分で「決定する」のが苦手だそうだ。責任を持ちたくないのか、出しゃばりが嫌われるということなのか。この本の基本は、自分の知識やしがらみにとらわれると大した考えはでない=素人のように考えろ、そして、自分に頑強な知識基盤をもって実証せよ=玄人として実行 ということである。 技術者として参考になる一冊。おすすめ。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 出版社/著者からの内容紹介 カーネギーメロン大学ロボット研究所を世界最大の研究所にした、人工知能、ロボット工学の世界的権威が教える知の技術。 著者は、アメリカ大陸自動運転横断ロボットや、スーパーボウルで使われたアイビジョン・システムなどの先進開発の中心的役割を果たした、今、もっともアメリカで注目される研究者である。 本書では、今まで誰も語ることのなかった新しい知の技術を鍛える方法を伝授する。 内容例を挙げると◎「メッセージのある研究をしろ」◎最後までやりきれば、失敗のパターンもわかる◎集中力とは、自分が問題そのものになること◎できるやつほど迷うものだ◎「日本人にアイデアがない」というのは嘘である◎日本の学生は、明らかに問題解決の能力において劣っている。 著者の意図は明確である。本当に頭のよい人間は、複雑に考えるのではなく単純に直線的に解答を導き出すのだ、という。 慶應大学安西祐一郎塾長、羽生善治四冠推薦! ビジネスマン、学生必読! 内容(「MARC」データベースより) 複雑に考えるな。単純明快に考えろ! 世界中から来た、異なる文化や見方とアプローチをもつ仲間と接し、奮闘しながら研究し、問題解決してきた著者が教える「知の技術」。 |
|
| 2003-07-09 | ISBN:4086090201 | |
| 書名:彼の隣りの席 | 著者:唯川 恵 | 初出:1992 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル: | 初版日:1992-07-25 |
コメント:
唯川恵。直木賞作家。図書館で受賞作品を借りようと思ったが、どれかわからなかったので一番ぼろいのを借りたら、違った。OL3年。学生時代の仲間と再会して、愛だ恋だのに展開していく、、という物語。あれ、前に読んだ「シフォンの風」と同じ設定じゃん。 コバルトシリーズ出身の作家らしく、ふわっとした文体で読みやすい。が、やっぱり終わり方が俺好みではないのは「シフォン・・」と一緒。今度は受賞作品借りよう。 評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 恋の相手は選べない。気がつくと、既にだれかを愛している。奔放な男性を愛して苦しむ主人公。不倫、同棲という不安定な愛に生きる女性たち。甘く、切ない恋愛模様。 |
|
| 2003-07-08 | ISBN:4896180305 | |
| 書名:美津と千鶴子のこんとんとんからり | 著者:田中 見津,上野 千鶴子 | 初出:1987 年 |
| 出版社:木犀社 | ジャンル: | 初版日:1987-12-01 |
コメント:
読む価値なし。ていうか、読めなかった。20ページほどは読み進んだが、いいたいことがわからないし、つまらないので中止。対談ものは読みにくいとは思っていたが、これほどのものはない。表現が抽象的だし、しかもこの対談は話がかみ合っていない。 ウーマンリブとフェミニズムの中心人物ということだが、ま、自分勝手ということなのかもしれないな。 この本が出版されたのが1987年だから、バブルに狂いつつある時代だ。わざわざ増補して再発売されたということはそこそこ売れたのだろう。狂った時代には狂った本が売れたわけだ。 なんでこんな本を読もうとしたのか。図書館の新着棚にあったから、テキトーに借りたのである。 評価:☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 日本のウーマン・リブとその運動を継承・発展させたフェミニズムを代表する二人、田中美津と上野千鶴子の語り下ろし対談。初版87年刊の増補新版。 増補は2003-05 |
|
| 2003-07-07 | ISBN:4344003365 | |
| 書名:リバース 魂の戻る場所 | 著者:太田 哲也 | 初出:2003 年 |
| 出版社:幻冬舎 | ジャンル:ノンフィクション | 初版日:2003-06-10 |
コメント:
レーサー、太田哲也が大事故からサーキットへの復活を綴っている。前作「クラッシュ」は映画化された(らしい)。リバースは「生まれ変わる」の意味か。おすすめの一冊。 評価:☆☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 自分がどこまで通用するか見極めたい。心と身体の可能性を知っておきたい。でもそれだけじゃない。心の中に僕を突き動かす何かがある-。大事故からサーキットへの復活を綴る。2001年刊「クラッシュ」の続編。 |
|
| 2003-07-06 | ISBN:4877283366 | |
| 書名:なりたい自分になる100の方法 | 著者:中山 庸子 | 初出:1999 年 |
| 出版社:幻冬舎 | ジャンル: | 初版日:1999-11-10 |
コメント:
女のための本なのだ。だから、俺が読むのも変ではあるが、そんなのいいじゃん。 100円ショップは卒業する。と前から思っているけどなかなかできないね。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 「今の自分」が好きですか?おしゃれ・仕事・お金・パートナー探し。昨日と今日とすることが同じでは、明日のあなたは変わりません。すぐに始められるのに、確実にあなたを変えていく小さな100の心がけ。 |
|
| 2003-07-05 | ISBN:4871938840 | |
| 書名:MySQL&PHPでつくるWebデータベース 入門からデータベースサーバの管理まで | 著者:Spencer K. Ogawa | 初出:2002 年 |
| 出版社:エーアイ出版 | ジャンル:コンピュータ | 初版日:2002-03-01 |
コメント:
はじからはじまで 読み終えたわけじゃないが、このデータベースを作るのに参考にした。
評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 無料で利用できるデータベース「MySQL」と、データベースにWebからアクセスできる言語「PHP」でつくるWebデータベースについて解説する。 |
|
| 2003-07-04 | ISBN:4334704468 | |
| 書名:花の棺 | 著者:山村 美紗 | 初出:1975 年 |
| 出版社:光文社 | ジャンル:推理小説 | 初版日:1986-11-20 |
コメント:
なんでも、人気のキャサリンシリーズの最初の作品だとか.つまり名探偵キャサリンのデビュー作。 推理小説としては平凡かも。かといってつまらなくは無い。いや、とても面白いよ。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 華道・東流の小川麻衣子が毒殺された!京流の九条麗子とともに、華道をになうホープだった彼女こそ、名探偵・キャサリンが華道を習うはずの人であった。真相を探るうち第二の殺人が・・・。巨大な女の帝国の、裏面に渦巻く、醜さ、欲望、そして殺意!舞台は京都。大胆なトリックが冴えわたる、傑作推理小説。 |
|
| 2003-07-02 | ISBN:4087485218 | |
| 書名:シフォンの風 | 著者:唯川 恵 | 初出:1991 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル:恋愛小説 | 初版日:1996-09-25 |
コメント:
今日は1日で1冊読み終えてしまった.この俺が恋愛小説なぞを読むのも似合わないが、テンポもよく楽しめた。が、終わり方が俺の好みじゃない。なにか、終わった感じがしないというか、残尿感というか(^^;) 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 「大丈夫よ、きれいに別れるから。」 いけない恋と知りながらも益々上司を好きになっていく同僚。学生時代 絶対結婚しないと言っていた友人が意図も簡単に結婚。佐和は申し分のない婚約者を持ちながらも 昔の彼が気になる…彼を取り巻く人たちが気になる…皆 傷つき、そして 新たな人生を歩んでいく…。シフォンの風(きっと 柔らかい風)のように。 |
|
| 2003-07-01 | ISBN:4195671159 | |
| 書名:死者は空中を歩く | 著者:赤川 次郎 | 初出:1975 年 |
| 出版社:徳間書店 | ジャンル:推理小説 | 初版日:1980-10-31 |
コメント:
読むのにかかった時間:会社2往復 2.5時間くらいかな。面白かったです。犯人はだいたいめぼしがついてしまうのが痛いのだが、読みやすいので○。活字離れ世代のおいらでも読めました。 中古で100円で購入。最後の終わり方はもう一ひねり欲しかった。 お、電子ブックとしても売ってるのね。しかし高い。古本で買えば安い。 http://www.paburi.com/paburi/publisher/tk/author/a/00108.shtml 評価:☆☆☆ |
あらすじ: あわれなことに、財界の影の実力者千住忠高の信じているのは金の力だけである。それがどうだ、ある日、弁護士に命じて殺人・公金横領で逃亡中の四人の男を広大な邸宅に拉致し、豪華な夕餐を振舞いながら「私を殺してくれ」と依頼したのだ。一方、殺人の予告をうけた県警の刑事が邸宅に赴いたものの、平和そのもので……だが、やがて意外な展開が訪れる。推理界に新風を送る赤川次郎の本格作品。 |
|
| 2003-06-27 | ISBN:4253173373 | |
| 書名:七色いんこ 1〜3巻 | 著者:手塚 治虫 | 初出: 年 |
| 出版社:秋田書店 | ジャンル:マンガ | 初版日: |
コメント:
手塚治虫の漫画です。やっぱり巨匠です。おもしろいと思いますよ。
評価:☆☆☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2003-06-24 | ISBN:4087475883 | |
| 書名:爆笑問題 時事少年 流行と事件のアーカイブ 一九九九〜二〇〇一 | 著者:爆笑問題 | 初出:2001 年 |
| 出版社:集英社 | ジャンル:バラエティ | 初版日:2003-06-25 |
コメント:
くだらねぇよぉ。面白いよぉ。太田のセンスが嫌いなら読んではいけない。腹が立つでしょうね。好きなら読もう。
評価:☆☆☆☆☆ |
あらすじ: |
|
| 2003-06-22 | ISBN:4062567482 | |
| 書名:人生を複雑にしない100の方法 | 著者:イレイン・セントジェームズ | 初出:1998 年 |
| 出版社:講談社 | ジャンル:生活 | 初版日:2003-06-20 |
コメント:
評価:☆☆☆ |
あらすじ: 田辺 希久子 訳 講談社 +α文庫 ベストセラーの同書の文庫版。 内容(「BOOK」データベースより) もっともっと自分を大切にするライフスタイルとは。無理はやめ、無駄なものは思いきって捨ててしまおう。ほんのちいさな決心をしてゆくだけで、豊かでおしゃれな生活が実現します。 内容(「MARC」データベースより) 無理はやめ、無駄なものは思い切って捨ててしまおう。消費パターンを変える、夕陽を眺める、月に一日はひとりで過ごす、よく笑うなど、生活を「極上シンプル」にする100の方法を紹介。 |
|
| ISBN:4532108349 | ||
| 書名:ネットビジネスの法律知識 | 著者:牧野 和夫 | 初出:2001 年 |
| 出版社:日本経済新聞社 | ジャンル: | 初版日:2001-06-11 |
コメント:
評価: |
あらすじ: 日経BP企画 ネットビジネスの法律知識 インターネット・ビジネスを展開する上で必要になる法律知識とは何か,知らないとどんな問題が生じるのか。この疑問をアップルコンピュータの日本法人で法務部長を務めた著者がわかりやすく解説した。契約法や知的財産権,国際取引における法的問題など,取り上げたテーマは幅広い。2001年4月に施行された「電子署名法」を取り上げるなど,最新事情もカバーしている。 ともすれば難解になりがちな法律知識をわかりやすく伝えるべく,要点を簡潔にまとめた図を多用したのも本書の特徴。例えば,法律面から見た電子署名やビジネスモデル特許の仕組み,さまざまな知的財産とそれを保護する法律の関係などを図で示している。 (日経コンピュータ 2001/08/27 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.) 内容(「BOOK」データベースより) 個人情報の保護、ネット上の契約問題からデジタル著作権、紛争処理まで、新しい法律問題への対処法を解説。 |
|
| ISBN:4757150393 | ||
| 書名:マンガの居場所 | 著者:夏目 房之介 (編著) ほか | 初出:2003 年 |
| 出版社:NTT出版 | ジャンル: | 初版日:2003-04-28 |
コメント:
評価: |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 作品論、状況論、随筆ありでマンガについてガイド。社会、世界においてマンガが今どんな居場所をもっているかについてわかりやすく解説する入門書。『毎日新聞』夕刊に連載された同名コラムを単行本化。 |
|
| ISBN:4152084995 | ||
| 書名:対テロ部隊HRT FBI精鋭人質救出チームのすべて | 著者:クリストファー ウィットコム (著)、伏見 威蕃 (翻訳) | 初出:2003 年 |
| 出版社:早川書房 | ジャンル: | 初版日:2003-06-30 |
コメント:
評価: |
あらすじ: 内容(「MARC」データベースより) 英SAS、米陸軍デルタ・フォースに位置するチームの知られざる内幕とは? 幾多の死線を越えた隊員が、知られざる内幕を初めて明かすとともに、自身の半生をあますところなく語った第一級の特殊部隊ドキュメント。 |
|
| ISBN:4886415830 | ||
| 書名:顔のない女 | 著者:松野 大介 | 初出:1999 年 |
| 出版社:辰巳出版 | ジャンル:官能小説 | 初版日:2001-03-20 |
コメント:
官能小説、ということだが大していやらしくはない。どちらかというとミステリーという漢字である。本人もあとがきに書いているが、面白さよりも怖さを書くことが多くなってきたそうで、この本も若干怖い。4つの短編から成るが、どれもちょっとした怖さを味わえる。暇つぶしにはちょうどいい。 評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) 松野大介、初のホラー官能小説。セックスレス、マザコン、少女愛、自傷癖―もはや非日常ではない現象を背景に、"絶対的な愛"という幻想に囚われた男と女の出口無しの性愛を描く。 内容(「MARC」データベースより) 私は自惚れていたのだ。この女の全てを知っていると……。妻は私を愛しているのか? 男は女を恐れ、しかし求める。結婚生活の歪みが引き起こす恐怖。出口なしの愛の末路は? 表題作他3篇を収録したホラー官能小説。 |
|
| ISBN:4878932155 | ||
| 書名:メランコリア | 著者:中平 まみ | 初出:1995 年 |
| 出版社:作品社 | ジャンル: | 初版日:1995-01-20 |
コメント:
評価:☆☆☆ |
あらすじ: 内容(「BOOK」データベースより) いま密かに蔓延する躁鬱病患者の悲痛な日々。体験を通して哀切に描く書き下ろし問題作。 内容(「MARC」データベースより) 四十歳の小説家、花野マイコ。あまりの憂鬱にひしゃげそうになった彼女は、医者通いをはじめる…。いま密かに蔓延する躁鬱病患者の悲痛な日々を、体験を通して哀切に描く問題作。 |
|
| ISBN:4062117568 | ||
| 書名:イエロー | 著者:松井 雪子 | 初出:2001 年 |
| 出版社:講談社 | ジャンル: | 初版日:2003-07-31 |
コメント:
評価:☆☆☆ |
あらすじ: 出版社/著者からの内容紹介 芥川賞候補作 「薄っぺらな嘘、偽の自分、生死が曖昧な日常、小説『イエロー』は、不意に響く救急車のサイレンのように、それらを切り裂く」――村上 龍 「文体という点では松井雪子さんの『イエロー』が最も優れていた。巻頭の女の顔を月面になぞらえる展開は見事だし、その後の別人格の自分とのメールのやりとりなども達者なもの」――池澤夏樹 <漫画家としても異彩を放つ松井雪子の中篇小説2篇を収録> ●駅ビルの化粧品店で働く美容部員ユキエさんのもとを訪れる風変わりな客たち ――「イエロー」(第128回芥川賞候補作)。 ●富士の樹海に近い「旅荘・蓬莱」の深夜受付フジミと、長逗留の泊り客サオトメとの不思議な顛末 ――「私のフジサン」。 内容(「MARC」データベースより) 駅ビルの化粧品店で働く美容部員ユキエのもとを訪れる風変わりな客たち-。表題作の他、旅荘の受付フジミと泊り客サオトメとの不思議な顛末を描いた「私のフジサン」を収録。 |
|
| ISBN:4104374016 | ||
| 書名:鞄屋の娘 | 著者:前川 麻子 | 初出:2000 年 |
| 出版社:新潮社 | ジャンル: | 初版日:2000-06-20 |
コメント:
評価:☆☆☆☆ |
あらすじ: レビュー 内容(「BOOK」データベースより) 寂しさを、ずっと誤魔化して生きてきたんだと思う…いろんな女性を愛したけれど、家族を持とうとはしなかった父。孤独を奥深くに抱き、家族を持つのが怖かった娘。白い木綿のような不思議な魅力に溢れる、衝撃のデビュー作!第6回小説新潮長篇新人賞受賞作。 内容(「MARC」データベースより) いろんな女性を愛したけれど、家族を持とうとはしなかった父。孤独を奥深くに抱き、家族を持つのが怖かった娘。白い木綿のような不思議な魅力に溢れるデビュー作。第6回小説新潮長篇新人賞受賞作。 |
|
| ISBN:4062120046 | ||
| 書名:日曜日たち | 著者:吉田 修一 | 初出:2002 年 |
| 出版社:講談社 | ジャンル: | 初版日:2003-08-29 |
コメント:
評価:☆☆☆ |
あらすじ: Amazon.co.jp 東京で暮らす若者たちの、さまざまな「日曜日」の情景を切り取った連作短編集。著者の吉田修一は、同居する5人の男女の生活を淡々とつづった『パレード』で第15回山本周五郎賞を受賞。また、日比谷公園を舞台に、偶然出会った女性との奇妙な関係を描いた『パーク・ライフ』で第127回芥川賞を受賞した。現代の若者の姿を、抑えた筆致で、さりげなく、かつ、リアルにとらえる作風に定評がある。本書もまた、若い世代独特のやるせなさや焦燥感を浮き彫りにした5編が並んでいる。 30歳になる無職の男が、日曜日ごとに部屋を訪れていた恋人のことを思い出す「日曜日のエレベーター」。泥棒に侵入されたという友人の話を聞いた独り暮らしの女性が、まるで自分の身に降りかかったことのように恐怖を感じ始める「日曜日の被害者」。恋人の暴力に耐えかねたOLが、やがて自立支援センターに足を運ぶまでを描いた「日曜日たち」。都会で倦(う)み疲れた主人公たちの物語には、共通した気だるさが漂っている。そんな主人公たちの人生が、少しだけ重なりあい、交差していく。 その楔(くさび)となっているのが、彼らの過去に必ず登場するミステリアスな幼い兄弟である。「日曜日の新郎たち」の健吾は、家出してきた兄弟に寿司をおごってやり、「日曜日の運勢」の田端は、母親の住むアパートまで兄弟を送り届ける。兄弟とのささやかなふれあいが積み重なることで、閉塞した日常に、ほんのりと希望の光が差し込む。5編すべてを読み終えた後には、大切な人の死や、理不尽な暴力を受け入れながらも、「嫌なことばっかりだったわけではない」と言い切ることのできる、前向きでタフな若者たちが姿を現しているのである。(中島正敏) 内容(「MARC」データベースより) きっといつかは忘れてしまう、なのに忘れようとするほど忘れられない。ありふれていて特別な、それぞれの日曜日-。「東京」の地図の上で交差する、男と女の5ストーリーズ。連作長篇小説。『小説現代』掲載を単行本化。 |
|